滝塚市の与太話

ことのき

雨祓市因習村事件 前編

 暗い洞窟の中、ぬかるんだ土と石が混じった地面の上を走る音が響く。


 時折湿った苔に足を取られながら、何かに急き立てられるかのように男は前に向かって進む。


 足がもつれ、彼は泥の中に滑り込んだ。すぐさま顔を上げると口に入ったものを吐き出し、後ろを振り向く。


 視線の先には闇しかない。しかし、彼は表情を引きつらせると両手両足をじたばたと動かしながら走り出す。


「やっ、やっぱり、ここはヤバかった」


 息も絶え絶えになりながら、男は足を前に進める。したたる汗も、流れる涙も拭うことなく、背後から忍び寄る気配から逃れようと必死に進む。


 そうしているうちに進む先が薄明るくなってきた。同時に、太鼓と鈴の音が遠くから聞こえてくる。男は喉を絞められたかのような短い悲鳴を上げ、立ち止まった。


 首を向けた先には変わらず闇がある。進むべき道からは祭囃子まつりばやしが聞こえてくる。だが、彼の足は震えたまま動かない。そのまま動けずにいると、彼の背後から足音が聞こえてきた。


「うわあああああっ!」


 男の足が弾かれたように前に進む。つんのめりながら、男は祭囃子が聞こえる方に向かった。同時に、男の脳裏に様々な光景が浮かぶ。この村に来てから経験した全ての事柄が。


「噂通りだ、ここは、んだ!」


 男の視界がだんだんと明るくなっていく。同時に祭囃子の音色もうるさくなってくる。


 呼吸が短く浅くなっていく。体を前に投げ出すようにして走り続け、ようやく彼は薄闇の先にたどり着いた。


 雲一つなく、十三夜じゅうさんやの月が辺りをほのかに照らす夜空。真夏のじっとりとした湿気が男を包み込む。周囲の草木から漂う青臭さ混じりの空気を何度も吸ったり吐いたりしながら、男は数歩先にあった大きな岩に腰掛けようとした。


 刹那、彼の耳元に生臭い吐息が吹きかけられた。


「ぎゃああああああああっ!」


 逃げ出そうとした男は木の根に足を取られ、転倒する。岩にぶつけた額から血が流れだす。


 何かが倒れる音、炸裂音、人間のものと思しき足音。痛みに悶える男の耳にそれらが飛び込んでくる。


 そして、雨祓市にある因習村の森に甲高い悲鳴が響き渡った。





 とある夏の日。高村隆宏たかむらたかひろ賀川愛亜里かがわめありは、高村が運転するSUV、ホンダZR-Vで雨祓市あまばらしという地方都市にある食史山しょくしやまという山に向かっていた。


「高村さん、噂って本当なんですか?」


「ああ。これから向かうには、古くから伝わるわらべ歌があり、毎年夏に行われる例大祭ではその歌の通りに失踪事件が発生する。被害者は決まって村外の若者。たいてい村の人間の知り合いだな。最近だと再生数稼ぎのYouTuberも数名いなくなっているらしい」


 軽乗用車二台がぎりぎりすれ違える程度の道幅を、高村のSUVが軽快に進む。車好きであり、一時期峠を攻めていた過去を持つ彼にとって、この程度の道は苦ではないようだ。


「知り合いって、因習村は限界集落みたいなものですよね。ほとんど老人しかいないはずですけど」


 SUVがカーブを曲がるたび、賀川は律儀に体を左右に揺らす。同時に、シュシュを用いて頭の後ろでくくった長い髪が揺れた。


「村を支配する一族がいて、そいつらに関しては血筋が途絶えない。だから若いのも村にやってくるってわけだ」


「わざわざ村のために外部の人間を引き込もうとする……恐ろしいですね」


 賀川がトレッキングウェア越しに自分の肩を抱く。高村は伸ばし放題にしているあごひげを左手でさすった。


「それほどまでに、村の因習は恐ろしいものなんだろう。それを俺たちが解き明かし、記事にするってわけだ」


「でも、そんなに失踪事件が起こっているんなら、普通警察とかが動くはずじゃ?」


 急カーブを難なくクリアした高村は、ドリンクホルダーに入れておいた缶コーヒーで舌を湿らせる。


「雨祓市の警察は一族の息がかかっているという噂だ。そうでなくても、証拠がなければ警察だって捜査しようがあるまいよ。村人全員で口裏を合わせ、死体を隠蔽したり、事故に見せかけたりすればわからないものじゃないか?」


「まあ、確証がないと踏み込めないのが警察、って知り合いも言ってましたけど」


 情けない、と賀川はこぼす。彼女は形の良い厚めの唇をすぼませて高村の方を向く。高村はそれを横目で見ると、今度は右手でぼさぼさの前髪をかき上げた。


「だから俺たちの出番なんだよ。ペンは司法よりも強し、ってわけだなこりゃ」


「やりすぎると世間からバッシング食らいますよ」


「大丈夫だよ、それでも俺たちマスコミがつぶれることは無い……っと、着いたぞ」


 高村の運転するホンダZR-Vは山道を抜け、食史山の中腹にある開けた部分に入った。整備されているアスファルトにタイヤが乗ったのか、車内の振動が一気に収まる。


 そこから一分ほど走ったところで、進行方向の右手に立て看板が見えてきた。


「この先、雨祓市因習村あまばらしいんしゅうむら……え、なんですか」


「俺も最初は驚いたよ。国土地理院の地図にも「因習村」って書いてあったから」


 SUVは立て看板を通り過ぎ、T字型の交差点に突き当たった。高村はナビを頼りに右に進む。そして五分ほど走ると、錆びたバス停の向こうにいくつかの民家が集まった集落が見えてきた。左手に広大な畑があり、トラクターなどの農業用機械の姿が見える。そして、腰を曲げて作業する老人たちの姿もそこにあった。


 賀川が窓の外を見ていると、ひとりの老婆がホンダZR-Vの方を見た。その瞬間、賀川は視線を前に向け、ねじっていた身体を元に戻す。


「どうした?」


「いや、なんか、すごい顔で睨まれていたような気がして、怖くなって」


「まあ、因習村だからなぁ。部外者に対していい感情は持っていないだろうさ」


「いい感情、どころか、殺意を感じたというか」


「おい、噂は噂だぜ。あまりビビってもらっちゃ困る……」


 高村が賀川にをかけようとしたその時、彼の視線は一点に固定された。


 視線の先に何があったのか高村は語らない。ただ、無言でSUVを走らせる。賀川は賀川で時折視線を窓の外にさまよわせては、何かに怯えるように縮こまる。


 それから高村が予約していた宿につくまで、二人は一言も喋らなかった。


 ホンダZR-Vがゆっくりと砂利を敷き詰めた駐車場に駐車する。高村はエンジンを切ると、賀川に降りるよう促した。


 車を降りた二人の目の前には、二階建ての古い古民家があった。腐食対策なのか、漆塗うるしぬりのような光沢をもつ木の壁に茅葺屋根かやぶきやねといったたたずまいだ。


 高村が先に立ち、二人は玄関口に向かう。横開きの引き戸を開けると三和土たたきがあり、その先に少し高くなった部分、つまり上がりかまちがある。


 上がり框の向こうには、入り口から見てまっすぐ続く廊下があり、右手側にカウンターらしきものが見える。


「ごめんください。二泊三日で予約していた高村です」


 玄関からみて左手にある下駄箱げたばこに靴を入れた後、高村がカウンターに近づき奥の方に声をかける。すると、ごとごとと物音がして、カウンターの奥から皺だらけの禿頭とくとうの老人が姿を現した。


「……客か」


「予約していた高村です」


 禿頭の老人は高村に言葉に答えず、下駄箱に靴を入れている賀川を一瞥いちべつすると、くるりと振り向いた。そのまま背後にあったキーボックスから二つの鍵を取り出し、釣銭つりせん用のトレイに投げて渡す。


「好きな方の部屋にするといい。朝食は八時、夕食は十九時。昼は応相談だ。風呂は昼の十二時から夜の二十一時まで使える。後、祭りの日を含め、二十二時以降は決して外を出歩いてはならん」


「……どうしてですか? まさか熊でも出るってわけじゃ」


 半笑いで近づいた賀川は、老人の表情が険しいものになった途端押し黙った。高村も彼の圧に押されているようで、先程から老人を見たまま一言も喋らない。


「この村のしきたりじゃ。破ればどうなっても知らんぞ」


「……はい」


 謎の剣幕に押され、二人は鍵を受け取ると逃げるように廊下の奥に向かった。突き当りで道が左右に分かれている。とりあえず二人は左に向かい、目当ての部屋がなかったため戻ってきて別の道を進む。


 客室は一般的な畳の和室であった。踏込ふみこみから直接主室しゅしつに繋がっている。部屋の右奥に床の間がありその左側に床脇棚、部屋の中央に板張りのテーブル、茶菓子はない。


 トイレは踏込の右側についていた。もちろんユニットバスなどはなく、風呂に入りたければ先程迷った際に見つけた大浴場に行く必要がある。


 二人はとりあえずそれぞれの部屋に荷物を置くと、最低限の装備をリュックに詰め込み、高村の部屋に集まった。


「何なんですかあの人」


「因習村の旅館の主人だよ。それっぽいだろ」


「感じ最悪じゃないですか。仏頂面ぶっちょうづらで態度悪いし。客商売として最低点ですよあれ」


 備え付けの急須で淹れたお茶を飲みながら、賀川は両足を畳に投げ出す。


「雰囲気あっていいじゃないか。それよりも、取材だ取材」


 高村はリュックを背負うと立ち上がる。賀川はぬるくなったお茶を一気に飲み干すと、彼の後に続いた。


 二人が三和土たたきで靴を穿いていると宿の主人がカウンター越しにじっと見つめてきた。その視線から逃げるように二人は村に向かう。


 二時間ほどかけて、二人は村の全体を把握した。


 村の入り口にはバス停があり、その周囲に家は一件しかない。バス停から村の方に向かうと広大な畑がしばらく続く。その先に民家が密集した地帯がある。どの家も古めかしく、決まって茅葺屋根だ。ここには村唯一の店がある。いわゆるコンビニエンスストアのようなものだ。ただし、物の値段は因習村料金となっている。


 民家が密集した地帯より先には三叉路さんさろがあり、左手は山に向かっている。意外にもきれいに舗装されている道をまっすぐ進むと階段が見えてくる。その先に古い神社があったが、二人はまだそこに立ち入っていない。


 先程の道を戻り、三叉路を右に向かうと周囲を森に囲まれた中にある、開けた場所に出る。そしてその先に平屋建ての広大な日本家屋があった。母屋おもや離れを含めておおよそ七つの建物と庭園で構成されており、この家だけが唯一瓦葺かわらぶきである。


 高村と賀川は道端に座り込み、用意しておいた携帯食料を口にする。


「どこもかしこも、こっちのことジロジロと見て来る奴らばっかりだったな」


「気持ち悪いです。皆愛想悪いし。ネタとしては知ってましたけど、実際因習村対応されちゃうと精神に来ますね」


 げんなりとしている賀川を横目に、高村は携帯食料を飲み下す。そしてペットボトルのお茶で口を潤した。


「とりあえず、一度宿に戻ろう。ある程度身なりを整えてから出直すぞ。因習村のお偉いさんに粗相があっちゃいけない」


 高村は立ち上がると賀川を促す。賀川はのろのろと腰を上げると、お尻についた土を払った。


 二人は並んで田んぼ道を歩く。途中雨戸を突然閉められたり、出会った村人に露骨に視線を逸らされたりしたが、何も言わずに宿の方に向かう。


 うだるような暑さに高村が額の汗を拭っていると、道端で手鞠てまりをついている子供の姿が見えた。二人が近づくにつれて、一本調子の歌が聞こえてくる。


「おいのりさまはやどにとられてしんでもた。ふたくちさまはやしろのたもとにさらしくび……」


 不気味な歌詞に二人の表情が凍る。子供は高村と賀川が通り過ぎてもずっと歌を歌い続けていた。


 その顔はやけに白く、この暑さの中一筋の汗もかいていなかった。そして視線は手鞠に固定されている。


「今のって……」


「あ、ああ。因習村名物、曰くのあるわらべ歌だろ。雰囲気あっていいじゃないか」


「さ、最後まで聞いていかなくていいんですか」


「ど、どうせ祭りの夜にフルコーラス聞けるって。心配するなよ」


 高村の笑顔は硬い。心なしかリュックを担ぐ手も震えている。賀川は遠くに見える子供から視線を逸らすと、高村の後に続いた。


 二人は宿で支度をすると、村の奥の方にあった日本家屋に向かう。飛び石を渡り、扉の横についているインターフォンを押す。軽快な音楽が流れてから数秒後、インターフォン越しに女性の声が聞こえてきた。


「どちら様ですか」


「突然の訪問失礼いたします、記者の高村と申します。本日はこの村について取材させていただきたく、アポイントメントを取りに来た次第で」


 ややあって、先程よりも低い声が返ってきた。


「お引き取りください」


「なるほど、でしたらせめて、断る理由だけでも……」


 高村は引き下がろうと言葉を続ける。しかし反応はない。二人はしばし門前で立ち尽くす。高村は再度インターフォンを押したが、やはり反応はなかった。


「流石に飛び込みでアポは取れないか。それにしても取り付く島もないとは」


「どうするんですか。塀でも乗り越えます?」


「ここで袋叩きにされかねない方法は取れないな、どうすっか……」


 どうしたものかと思案に暮れていると、彼らの背後から軽やかな下駄の音が聞こえてきた。


「あらぁ。伍堂家うちの前で立ち往生おうじょうしてどうしたのさあんたたち」


 独特のイントネーションに二人が振り向くと、黒髪の女性が立っていた。


 涼し気な目元に吊り上がった口元。黒地に白い花模様の着物を着ており、裾から覗く素足は病的なまでに青白い。


「ええと、高村と申します。こちらは同僚の賀川。二人で、この村に伝わる言い伝えの取材に来たのですが、断られてしまいまして」


 高村は笑顔で一歩進み出る。黒髪の女性は細い指を顎に当てると、軽く首を傾げた。


「ははあん、たぶん小室さんでしょねぇ。堅物」


 女性は飛び石で下駄を鳴らしながら二人の間を通る。そして引き戸を開けて手招きをした。


「え、いいんですか!?」


「ええよぉ。うちが言えば通るでしょ」


「ありがとうございます。あの」


 門の向こうに消えようとする女性を、高村は呼び止めた。女性は首だけを彼の方に向ける。


「なに?」


「理由を聞いてもいいですか」


 高村はじっと女性を見る。彼女はそれを受け流すかのように笑うと、何事もないかのように呟いた。


「うち、この家嫌いなの。だから」


 黒髪の女性は言葉を切った。


「……だから、家人の嫌がることをしたい、と?」


「あたり。まあそれだけなんよ。あんたたちは取材できるし、お互い得しかしないでしょぉ?」


「まあ、そうですね」


「高村さん、入っちゃいましょうよ。この人もそう言ってるんですし」


 賀川が高村に近づき、小声で家にはいるよう促す。高村は先程整えておいた髭をさすると、手招きする女性の方に足を踏み出した。


 門の向こうには、日本国民の大多数が想像するような光景がある。平屋づくりの日本家屋。その玄関に続く玉砂利と飛び石。左右には松の木を中心とした庭園が広がっており、よく手入れされている。


 その中を黒髪の女性が悠々と歩く。高村と賀川は周囲を見回しながら彼女の後に続く。


 黒髪の女性がガラリと扉を開けると、宿のより上質な三和土たたきと上がりかまちがあった。その上に仏頂面の女性が一人、黒髪の女性を睨みつけていた。


「……玲香さん」


「あ、小室さん。この二人うちのお客様。お忙しいでしょうからおもてなしはせんでいいよ」


 黒髪の女性――伍堂玲香ごどうれいか小室こむろと呼ばれた年配の女性にひらひらと手を振ると、行儀よく下駄を脱いで下駄箱に音もなくしまった。


「当主はいい顔をされませんよ」


「言わせとけば。どうせしかめ面しかできないんだから」


「その言葉遣い」


「申し訳ございませんでしたぁ。以後配慮いたしますぅ」


 玲香は慇懃いんぎんに礼をすると、二人を手招きした。高村と賀川は小室に睨まれながら靴を脱ぎ、下駄箱の空いている場所にそれらをしまった。


 二人は玲香の後に続いて廊下を歩く。真新しい床が時折ギシギシと鳴った。


 曲がり角を数回曲がった後、高村と賀川はとある座敷に通された。玲香がふすまを音もなく開くと、黒塗りの座卓を挟んで、二名の男女が向かい合っていた。


「玲香、客人が来ていると聞いているが。その二人か?」


「そうそう。ジャーナリストさん二人」


「これ、そのはしたない言葉遣いはやめなさい」


「ええ~? 許してくださいませんかお母さま。よわい二十一のうら若き乙女には、この家の言葉遣いは堅苦しすぎますぅ」


 玲香はころころと笑いながら、母親と思しき中年女性の向こうに回り込み、座布団の上に正座した。あっけにとられたまま立ち尽くす二人を見て、壮年の男性が立ち上がった。


「初めまして。ここ、因習村の村長を代々務める伍堂家の長、伍堂幸匡ごどうゆきまさと申します。この度は娘が無礼をはたらきまして、お詫びのしようもなく」


「い、いえ! こちらこそ突然お邪魔してしまい、申し訳ございません」


 高村と賀川は頭を下げる。五人はそれぞれ自己紹介をし、上座下座と席を入れ替えて座り直した。


「それで、取材でしたかな。この村でよろしければどうぞどうぞ」


「あ、ありがとうございます」


「私たちが言うのもなんですが、この村の人間は気難しいので、ご不快な思いも色々あったでしょう」


「まあ、なんかジロジロと見られたり、全然話をしてくれなかったりとかありましたけど」


「おい、口をつつしめ」


 賀川の正直な感想に、玲香の母である伍堂澄江ごどうすみえは顔をほころばせた。


「まあ、後で言い聞かせておきましょう」


 幸匡は嘆息すると玲香の方を見た。


「玲香、明日の祭りの案内は任せてもいいか」


「かしこまりました」


 玲香は正座したまま一礼する。そして高村と賀川の方を見てにこりと微笑んだ。


「それじゃあ、明日はよろしくね、おふたりさん」



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