メイド姿に包まれて2024～就実高校総合進学コースメイド物語(高1)

第4話 メイド服とウェディングドレス4

「史歩ちゃんという女装ファッションモデルと男子(海野くん)の両方を演じるのは大変じゃないかなと思うけど自分としてはどう思う??」とセブンで買ったマウントレーニアのカフェラテを飲みながら海野くんはこう答えた。

「確かに女装ファッションモデルは小6の時だけ2か月位やったけど、忙しいとなればモデルをやめた時は、落ち着いたらもう1度そのファッションモデルに挑戦してみようかなと思った事はあるね」

「その時期(小6)の終わりを迎えたら小学校を卒業してから中学に入学してから数日で部活に入ってて帰るのが遅くなる可能性だってあるからね」

「まぁそうだね笑」

海野くんは大人しそうな感じの子で、決して友達の事を悪く思わないような雰囲気の優しい子というイメージが高く、友達思いっていうイメージがあるような気がした。

「史歩ちゃん」という女装ファッションモデルからJKファッションモデルとしての2つの顔を持つ彼は、近い内にファッションモデルをもっと楽しんでいくというのがこれからの高校生活としての思い出(?)を残していくんじゃないかなというような気がするし、私が色々な衣装を彼にコーディネートしてみようかなというのもあるし、デザイナーにも挑戦してみようかなと。