第20話 友人の助け

■友人の始め


ハジメが信頼できる友人キラに相談し、一緒に謎を解明しようとする。


キラも夢に関する経験を持っていることが判明する。


ナビ:ハジメの友人キラが初登場


・友人への相談


不思議な夢と現実の出来事に混乱するハジメは、信頼できる友人キラに相談することを決意する。


放課後、二人はいつものペットショップのカフェで待ち合わせる。


今日はペットショップにタマを連れてきたハジメ。

タマも行儀良くしている。


ハジメ:最近、自分のことばかりだったから…


ハジメ:疲れているタマの気分転換をさせたい


ハジメ:たまにはタマと一緒にお出かけしないとね!


タマ:みゃう!!


ハジメ:タマ!久しぶりの…


ハジメ:お前とデートだぞ!


タマ:みゃうみゃ!!


ペットショップまでの道程を楽しく歩くふたり。


ハジメはペットショップ内のカフェに座り、タマにカリカリ梅を渡した。


ハジメ:ほら、カリカリ梅だぞ!


タマ:みゃうみゃう!!


カリカリ梅にむしゃぶりつくタマ。


タマ:カリカリみゃ!


ハジメ:よかったなタマ!


ハジメ:もう少しで友達がくるから


ハジメ:ちょっとだけ待っててね、タマ!


タマ:…みゃう


ハジメ:キラ君に話してみよう…


ハジメの友達キラが駆け付ける。


キラ:お待たせ、ハジメ君!


キラ:少し遅れたね、ごめんよ…


ハジメ:全然いいよ、こっちこそ…


ハジメ:急に呼び出して、ごめん


キラ:お、今日はタマも一緒だね


タマ:みゃう!


ハジメ:最近、タマと一緒に外出していなかったから


ハジメ:今日は久しぶりにと思ってね


キラは真面目で聡明な青年で、ハジメの悩みを真剣に聞いてくれる数少ない友人だ。


・カフェでの話


タマ:ムシャムシャ…


ハジメ:今日はありがとう、キラ君


キラ:いや、大丈夫だよ!ハジメ君


ハジメ:いきなり変な話するけど…


キラ:どうしたんだい?ハジメ君


ハジメ:キラ君、最近奇妙なことが続いているんだ


ハジメ:夢の中で見たことが…


ハジメ:現実に反映されているように感じるんだ


キラ:ふむ…


キラ:それは興味深いな…


キラ:具体的に、どんなことがあったのか…


キラ:教えてくれないか?


ハジメは、夢の中で見た古代の風景や過去の自分と思われる人物との出会い、そして現実世界での不可解な出来事について詳しく話し始めた。


キラは真剣な表情でハジメの話に耳を傾けていた。


■友人


ナビ:ハジメの友人キラの告白


・キラの告白


ハジメが話し終えると、キラは少しの間考え込んだ後、静かに口を開いた。


ハジメ:…ってことがあったんだ


キラ:ふむ…実は…


キラ:僕も似たような経験をしたことがあるんだ


キラ:夢の中で見たことが現実に影響を及ぼすような感じでね


ハジメ:え…本当!?


ハジメ:キラ君も同じような経験をしているなんて…


ハジメ:具体的にはどんなことがあったの?


キラは自分の夢の内容と、それが現実にどう反映されたかを話し始めた。


彼もまた、過去の記憶が断片的に蘇る夢を見ており、その夢が現実の出来事とリンクしていると感じていたのだ。


つづく。

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