第14話話 一時帰還と依頼受託・協力しての破壊
王城に戻り、国王の執務室に行くと、国王が何やら深刻そうな顔をして机に向かっていた。そこで、僕は、
「どうしたんですか?」
と聞いたところ、
「ああ、アイロース君か。ちょうどよかった。この惑星の反対側にも宇宙港があるんだが、その近くでキリアキアの拠点が見つかったらしいんだが、艦船で攻撃してもシールドを破れずに苦戦しているらしいんだ。加勢してきてくれないか?それと、向こうからも隙を突いて攻撃してくるようだから気をつけてくれ。」
「わかりました。それじゃぁ行ってきますね。」
「ああ、行ってらっしゃい。」
と言って、今度は一人で飛び出していったのだった。途中、近くで買い物をすると言っていたアイリスさん達にもこの惑星の反対側の宇宙港に行ってくるとメールを打っておいたのだった。
宇宙港を発進すると、すぐに戦闘速度に移行し、この惑星エルステスの対蹠点に向かうと、戦闘の光が見えてきたので、臨界速度まで出すと、精密照準で狙いをつけながら、エルステスの公用チャンネルで、
「国王から依頼を受けてやってきました!!アイロースです!!何か手伝えることはありませんか!?」
と聞くと、
「え、英雄アイロースか!助かる!!あそこのシールドが異常に堅くてなかなか削れないんだ。なんとかならないか?」
と訊かれ、
「一旦あそこのシールドをスキャンしてみますね。攻撃は続けていてください。」
と言うや、
「シールドの解析を!!」
とマイクにいい、解析させると、『ビーム拡散膜』と出たので、これは意味がない攻撃を繰り返している、と気付き、
「あのシールド、ビーム拡散膜です。今すぐこの場を離れてください!!僕が片付けます。」
と言うや、全ての艦が離れるのを待ちながら、
「中性子砲充塡・・・ 発射!!」
と言って、発射の反動で一気に離れた。そして、一撃で基地を破壊したのだった。そして、反対側の宇宙港に帰ると伝えてから、全速力で帰って行ったのだった。
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