第11話 基地破壊
艦に戻る途中、『保安室』と書かれた部屋が開いていたので、入ってすべてのセキュリティーシステムを切り、『資料室』と書かれた部屋でこの組織の資料をすべて見、覚えていった。そして、船に戻ると、本部の資料室に一番近い窓に集めておいた資料をすべて積み込み、いったん離れて中性子砲6門を連結させ、破壊力を100倍近くまで跳ね上げて基地を完全に破壊した。そして、一番近い、旧ロシア支部へ向かったのだった。その途中、お腹が空いたので、ご飯を作って食べたのだった。
光学迷彩、ステルス機能を点けたまま旧ロシアの支部へ着くと、本部と同じように破壊しようとしたが、なにやら外が騒がしかったので、集音機能で聞いてみると、やはりというべきか、
「幹部のイリアがやられた!!逃げろ!!」
と言っていたので、へぇ、あの幹部イリアっていうのか、と思いながら、逃げられたら困るな、と思い、さっさと撃つ準備をして周りも誘爆させるように原子炉を狙って撃った。そして、そのまま旧南アフリカに行ったのだった。
旧南アフリカには、この間の襲撃に来た幹部がいるということだったので、おそらくもぬけの殻だろうと思いながら向かったのだが、やはり、人っ子一人いない状態だったので、とりあえず、隣にあった原子炉を狙って収束中性子砲を撃った。すると、次々と誘爆して、支部のビルが粉々になって辺り一面更地になった。そして、更地になった後に、何か光るものがあったので、とりあえず、望遠機能で見てみると、なんとそれは水だった。なぜ蒸発しきらなかったのかと思っていると、噴水のように水が出てきたので、なるほど、地中にあった地下水か、と納得して、その場を去り、インド支部に向かった。
旧インド支部へ着くと、すぐに発射体制に入ったのだが、そこでふと違和感を覚えて、地上を注視すると、人が全く出入りしていなかったのだった。ただし、人の熱源反応はビルの中にたくさんあったので、おそらくだが、ただ単に出入りしていないだけだと思われたが、なんでだろう?と思っていると、一気に人が出入り口に向かってきていたので、急いで収束中性子砲を撃った。そして、その場を離れて旧中国史部に向かっていったのだった。
旧中国支部に着くと、もう大部分の構成員に逃げられているかもしれないと重いながら、熱探知装置を起動すると、あちこちから人のものと思われる熱源を探知したので、逃げられないよう、原子炉を狙って収束中性子砲を発射すると、一気に人があふれかえって逃げようとしたが、一気に人が溢れたので、爆発に巻き込まれたのを確認した。そして、惨状を一瞥して、そのまま離れたのだった。そして、宇宙に出ると、割と離れた位置になってから、一気にウルトラハイパードライブを起動して、エルステスに向かったのだった。
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