この祈りが瑛峰学院に届きますように

乙島 倫

第0話 登場人物紹介

瀬戸ノエル

 身長165cm。この物語の主人公。ロン毛だが文化系の美術部所属。定期試験前に困っている生徒に自腹でノートコピーを渡し、本人は人助けをしたと思い込んでいる天然キャラ。最近はクリケット部員たちに絡まれるため、イサクが割って入ることがしばしば。愛読書は聖書。男子校にも関わらず、容姿が女子っぽいため、女子と間違えられることが多い。


戸川イサク

 身長178cm。もともとラグビー部に所属していたが、ラグビー部が部員不足で解散。美人モデルに会えるという都市伝説を信じて美術部に入部。その後、女子校との交流イベント目当てに生徒会長に立候補するが、見事当選。制服の上からでも盛り上がった筋肉がみえるため、陰で「キン肉マン」と呼ばれている。


石黒九郎

 身長177cm。クリケット部キャプテン。何とか練習場所を確保したいが生徒会長のイサクとしばしば衝突を繰り返す。本当は大学進学時にイサクをクリケット部に誘おうと考えている。


鳩山

 身長183cm。92kg。打撃が得意だが、体力がない。そのことは石黒に見抜かれており、しばしば走り込みの指示を受ける。文化祭をきっかけに新たな自分に気づく。


織部

 身長178cm。クリケット部副キャプテン。俊足で捕球能力が異様に高い。実は成績が悪い。


大城

 体育教師。瑛峰学院の治安維持担当。


金倉

 教務部長。実質的に影で学院を牛耳る存在。

 決め台詞は「あとは寄付金次第です」。


油谷ミケ

 身長160cm。油谷レオの一人息子。父の影響で油絵を描いているが、内心は水彩画がやりたいと思っている。遅刻率は高い。それでも学校関係者から一目置かれているのは、桁違いの寄付金パワーによるものである。成績はよくないのが、それでも希望通りの学科に進学できると言われている。


油谷レオ

 宗教画の巨匠。瑛峰学院には時価何億円相当の油絵を寄付するなど、学院全体に影響力を持つ。ミケが水墨画に興味を持つようになったのをきっかけに、厳しく接するようになる。


加納アルル

 身長172cm。ヒールを履くと175cm。油谷レオのアトリエのモデル。仕事としてヌードもこなすが、本小説の中ではヌードの描写は出てこない(自主規制)。瑛峰学院の美術の授業でもモデルの仕事があるため、構内のいろいろな場所に現れたとしても不審に思わることはない。

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