リモート怪談

押見五六三

はじめに

この物語は主人公のかざり慎也の語り(本編)を中心に、リモート百物語の参加者がそれぞれ発表したショート怪談と共に、一日づつ進んで行く形式に成っております。


※怪談はAIで作成した事に成っておりますが、本作にAIは一切使用しておりません。


百物語とは……

期限は室町時代にまで遡る(諸説あり)怪談会形式の肝試し。

基本ルールは複数以上の人が夜中に一つの部屋に集まり、一人一人が順番に怪談話をしていくというもの。その際部屋の灯りを全て消すと共に、隣(もしくは二部屋向こう)の部屋に百本のロウソクを立て、これを全て灯しておく。そして怪談を一話終えた者は隣の部屋に行き、ロウソクの炎を一つだけ消して再び元の部屋に戻る。これを一話終えるごとに順番に繰り返し、朝までにロウソクの炎を全て消すのが基本ルールです。ロウソクではなく行灯を使ったり、火を消した後に鏡を見るなどのやり方もあります。又、参加者は青い服を着るというルールも言い伝えられています。

百話目まで終えると、本物の怪異(幽霊もしくは妖怪)が現れるとされるので、九十九話目で止めるのが一般的とされています(但し怪異ではなく良い事が起きるという説もあり)。朝までに終わらなかったり、途中でゲームを抜けたり、又はロウソクを一度に一本以上消すなどのルール違反をしたら問答無用で怪異に襲われるとも言われています。



【今回のリモート百物語参加者(某市立中学校の元三年一組同級生)】


飾慎也(かざり・しんや)

魚留裕香(うおどめ・ゆうか)

山並陽斗(やまなみ・はると)

武林未彩(たけばやし・みさ)

綾地里(あやじ・りく)

山之辺希梨々(やまのべ・きりり)

星野緋黒(ほしの・ひぐろ)

難波弥太郎(なんば・やたろう)

諸橋一葉(もろはし・いちは)


以上






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2024年11月29日 19:00
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リモート怪談 押見五六三 @563

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