人生で一番輝いた日2

第1話 今までの疲れ

大会の表彰式やら何やらが終わり、俺は気が抜けたせいか、今までの疲れがどっと来たせいで風邪を引いてしまった。下の階から母さんの声が聞こえる。

『隼人、お母さん買い物行ってくるわね』

『わかった』

母さんはそう言って出かけて行った。

『あー咳出るし喉痛いし頭も痛いし最悪だ。部活にも参加出来ないし』そう1人で言いながら冷蔵庫から水を取ってコップについで飲んだ。

『ブー』スマホからメールが来たらしい。

『今日の部活も俺のお陰で完璧だった👍早く治せよ！！』

雄大からだった。そのメールに送付された写真にはとても疲れた様子の部員が見える。一体どんな練習をさせたんだ。これは、ある意味早く治さないと部員が大変なことになりそうだ。