第9話バカな教師
高校2年生の時の英語の教師は、26歳の臨時職員だった。教え方が下手で、2年生の時の英語の授業は余り聞かずに独学で勉強していた。
特進クラスの人間のノートを写していた。
いつも、話しは聞いていないが、たまたま話しを聞くとベトナム戦争はアメリカが大量の物量で勝った!と抜かしやがった。
僕は昼休み、その馬鹿教師の元へ行き、
「ベトナム戦争は冷戦の代理戦争だから、ベトナムがジャングルから道を作り武器を援助してもらって、アメリカは撤退しベトナムが勝ったんですよ」
と、言うと馬鹿は顔を赤くして、
「本当だろうな?今から、社会科の先生のところに一緒に行くぞ」
と、言って社会科職員室へ行くと、先生達は僕と同じ説明をした。
すると、馬鹿教師は顔を真っ赤にして、「分かったな?羽弦!」
と、言い残しその場を去った。
社会科の先生達に、この事を説明すると、
「やはり、臨時職員はレベルが低いな」
と、語っていた。
この馬鹿教師は1年で辞めた。福祉施設の職員になったようだ。
自分のミスを生徒に擦り付ける最悪の、馬鹿教師だった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます