Track2 まずは身体を拭きますね……先輩♡

(■トラック 2)


▼位置:前【中距離】


では早速、先輩のお世話をしていきますね。


先輩、たくさん寝てましたから、寝汗が凄いと思うので、

まずはタオルで汗をぬぐってあげます……。


少し準備してきますので、そのままでお待ちください。


■効果音:ヒロインが離れる足音

■効果音:扉の開閉音

■効果音:主人公 身じろぎ音

■編集さんへ:少し間

■効果音:扉の開閉音

■効果音:ヒロインが戻ってくる足音


お待たせしました。


先輩、また暴れようとしてました? 少し手首が赤くなってますよ?


先輩が傷つくと、私の心も傷つくんです。

先輩の身体は先輩だけのものではないんですよ、

そのことをしっかり覚えておいてください。


今はわからなくても、いつかわかっていてほしいんです。


さ、身体を拭いていきますね。


拭くのは上半身だけになりますが、少しはすっきりすると思いますよ。


服、脱がせちゃいますね。


■効果音:ヒロイン 一歩近づく音

■効果音:ヒロイン 服を脱がせようとするも手間取る音

▼演技指示:抑えめの声

▼位置:前【近距離】


……ん、手錠してるから、なかなか脱がせられませんね。ん~。


(少し苦戦する吐息・5秒)


……すみません先輩。どうやら手錠をしたままだと脱がせられません。


というわけで――。


■効果音:ポケットをさぐる音


えっと……確かここに……あったあった。


■効果音:鋏をジョキンとする音


鋏で切っちゃいましょう。


■効果音:主人公 身じろぎ音


……う、動くと危ないですから、じっとしててください。

暴れちゃめーですよ。えへ、えへへ。


■効果音:鋏で主人公の服を着る音


(吐息・10秒)


……よし、切れました。そしたら、服を――


■効果音:服を脱がせる音


……これで完璧です。


……せ、先輩の裸。じゅるり。


■効果音:主人公 身じろぎ音


あ、これは違いますから、決して先輩を不埒な目で見てません。

ちょっと筋肉がいいなぁあ、かっこいいなぁなんて思ってませんから。はい。


えっと、そうです、身体を拭きましょう。

目的を忘れるところだったです。


■効果音:桶に入った水でタオルを絞る音


お湯につけてあるので、温かいですから安心してください。


まずは前から……。


■効果音:主人公の上半身をタオルでふく音


(吐息・10秒)


どうですか、温かくて気持ちいいですか?


あったかいタオルで身体を拭く事なんて、風邪を引いた時くらいしかないですよね。


私も風邪をひいたときは自分で身体を拭いていました。

人にやるのは初めてで少し緊張しちゃいますね、えへへ。


(吐息・10秒)


先輩……やっぱり男の人なんですね、胸板が厚いですね。

それに筋肉もこんなまじまじ見たの初めてです。

服を着てるとそんなですけど、こーして見ると、じゅるり。


いいものですね。えへ、えへへ。


■効果音:主人公 身じろぎ


……だ、大丈夫です。直接触ったりはしませんから。

わ、私、節度のある後輩なので。えへへ。


(吐息・10秒)


ん……前の方はこのくらにしときましょうか? 眼福でした。ごちそうさまです。

つ、次は後ろの方ですね。ちょっと名残惜しいです。えへへ。


■効果音:後ろに回り込む足音

▼位置:後ろ【中距離】


背中を拭く前に、もう一度タオルを絞っちゃいますね。


■効果音:桶に入った水でタオルを絞る音


んしょっと……。


それじゃ後ろの方も拭いていきますよ。


■効果音:背中を拭く音


(吐息・10秒)


先輩の背中大きいから少し大変です。


わ、私の身体は先輩に比べたらみじんこくらいなので、

もし私の身体を拭くときは楽ちんですよ。

……いつか先輩にもやってほしいなぁ。な、なんて、えへへ。


……やっぱり恥ずかしいので、先輩にしてもらうのは妄想くらいにとどめておきますね。

実際にそんなシチュエーションになったら泡を食って気絶しちゃいそうです。


(吐息・10秒)


ん、このくらいで――。


▼演技指示:以降囁き(有声音)

▼位置:今いる位置から右耳【近距離】


綺麗になりましたよ、先輩。えへへ。


(吐息・5秒)


ねぇ、先輩。


さっきも言いましたけど、先輩の身体はもう先輩のものだけじゃなりません。

傷つけるのも痛めつけるもダメです。


おろそかにするなんてもってのほかです。

だからもう暴れちゃダメ、ですからね。


いい子にしておくんです。

いい子にさえしてくれれば、あとは全部私がなんとかします。


先輩のお世話も、先輩が望むならご奉仕だってやぶさかではありませんよ。

先輩をたくさん癒してあげます。あげたいです。えへへ。


(吐息・5秒)


ですから、安心してすべて私に任せてください。

全て終わったら幸せな世界が先輩を待っていますから。


わかりましたか? 先輩♡ ふふふ♡


■効果音:主人公 小さい 身じろぎ音

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