『むしのこえ』
やましん(テンパー)
『むしのこえ』
むしいちろう
『むしじろう、おまえ、ゆうべ、なかなかったろ。こんやは、きちんと、なきたまえよ。』
むしじろ
『だって、にいさん、あつすぎだよ。なくきになれないよ。』
むしいちろう
『なにをいうか、われわれは、しそんをのこすためになくのだ。なかなければならぬ。』
むしじろ
『だって、にいさん。やましんは、まいばんないてるが、こどもがいないよ。』
むしいちろう
『あれは、やくたたずだからだ。いっしょにするな。』
🎵やましん、いすをだして、すわりこむ。
やましん
『さあ、さあ、なきごえをきかせておくれ。ぼくのために。』
むしいちろう
『な、なにを、きまさのためになくのではない。むしじろ、こんやは、ぜったいに、なくな!』
むしじろ
『にいさん、ダブルスタンダード。』
🦗 ナイテヤルモノカ
🐒🐵🐼🐻🐰🐨🐑
ぽ!☺️
『むしのこえ』 やましん(テンパー) @yamashin-2
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます