第1生 あらすじ
170㎝を超える高身長、でも実年齢よりも幼く見られる顔の持ち主である星野昇多。
そんな星野は、両親や兄の影響を受けて、5歳から中学を卒業するまでの約10年間、俳優として芸能活動をしていた。
芸能一家育ちの星野。どんな態度で受けても、必ずオーディションに合格していた。これは星野の実力だとか、親の英才教育だとか、そういうのは一切関係なく、ただ単に裏で親の力が働いていているだけだった。そして、この事実を知った星野は、のちにある行動に出る。
小学1年生になって、母親に最後だと言われていたオーディションを受けて、自分の実力で合格を勝ち取った星野は、そのドラマをキッカケとして順風満帆に、子役としての仕事を増やしていった。星野は、ずっとこの先も俳優活動を続けるつもりでいた。しかし、年齢が上がるにつれて、芸能人だということを、生徒や先生から持て囃される日々。また、中学生だから、という理由で仕事がなかなか入らない時代に突入する。そして、あることをキッカケに仕事への意欲を欠いてしまう星野。そして、中学卒業とともに芸能界からも引退することを決めるのだった。
そして晴れて一般人として男子校に入学した星野。そこで田辺快征に出会い、次第に心を許し合っていく。平凡に過ごしていた高校生活。ただ、夏休みのある日、星野は自分の身体にとある能力が身についていることを初めて知る。そしてこの能力は、のちに仕事へと結びつくのだった。
高校を卒業した星野は、実家から遠く離れた大学の経済学部に入学し、田辺と共同生活を始める。それは、高校生時代からの夢を実現させるためのものでもあった。バイト終わりのあるタイミングで、星野は田辺に自分の能力について打ち明ける。その能力について知った田辺。この先の2人はどういう関係性になっていくのか……。
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