4話 SR+カード
よし、あとは火起こしだがここで問題が発生する。
俺は魔法を使えない。
というか使えるか分からない。
.....どうしよう。
先ほどの道具セットに何かないかと漁っていたら、なんと!マッチが入っていた。
なんというラッキー!
よし、これでいつでも火起こしできるぞ!
そうこうしてるうちに周りが暗くなってきた。
そろそろ、火起こしするか。
今日は野宿しよう。
怪物とか獣が来ないことを祈りながら眠りにつく。
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翌日、食料を探しに出掛けようと準備をしてると遠くから、ドスッドスッドスッと、振動と共に何かが迫ってくる。
な、なんだあれ!?
見た目はでっかいイノシシでウロコに覆われている。
スゴく硬そう。
って!ぼーっとしてる場合じゃない!
獣は俺を見つけると、咆哮した後にこちらに突っ込んできた!
え、え?どうしよう。どうすればいい!?
突然の出来事に戸惑っていると昨日引いたSR+カードが光り始めた。
なんだ!?
か、掲げろってことか?
もう何がなんだが分からないがとりあえずカードを掲げて「プレイ」と叫ぶ。
すると、周りが光に包まれると同時にカードの中から女の子が出てきた。
その見た目は赤い髪に赤い瞳、白い服でオレンジ色のスカートを履いていた
神々しい青いオーラを纏っている。
か、かわいい。....って見とれてる場合じゃなかった!
やばい!
「ボルガノン!」
女の子がそう叫ぶと大きい火の玉が、獣を焼き尽くす
ドカーーン!!
凄まじい威力で俺はポカーンとしている。
やばすぎ。
でも、助かったのか...?
獣は黒焦げになっていた。
「あ、ごめんなさい!威力強すぎたかしら?」
えっと、声は10代後半、20代前半くらいかな?
「あぁ、自己紹介遅れてごめんね。私はエリカ。火を司る精霊よ。」
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