Xアカウント「タケシ君の家族」についての調査1
0、当報告書について
この報告書ではX(旧ツイッター)上の「タケシ君の家族」なるアカウントにつき、興味本位に基づく調査を展開する。まず「タケシ君の家族」アカウントについての概要を以下に述べる。
1、「タケシ君の家族」について
このアカウントは2024年7月に開設されており、フォロー・フォロワーともに「0人」である。恐らく開設当初からその状態が続いていると思われる。開設者は積極的にフォロワーを増やそうという努力を何らしていないのであろう。そもそも他者との交流の目的ではなく、何か主張したいことがあるために作成されたアカウントと見做すのが妥当だろう。
アカウント名「タケシ君の家族」の由来は全く不明である。タケシ君と言えば筆者の世代などはすぐ、全身が青いが耳のない猫型(?)ロボットの飼い主である眼鏡の不甲斐ない男の子をいつもいじめる商店の息子のガキ大将(カラオケ狂)を思い浮かべるが、それとの連関性の有無はわからない。ちなみにこのガキ大将の妹は兄のあだなに由来したとしか思えない「ジャイ子」という不名誉な名前で終始呼ばれている特異な幼女である。これが本名なのかもしれないが。
それはともかく、「タケシ君の家族」アカウントのアイコン画像がこれまた特異に不気味なのである。
その特徴を箇条書きにしてみると、
・俯いた女性のモノクロ写真(うなだれているようにも見える)
・その顔面部分に「弔」と赤字で書かれている。
と箇条書きにしては短い特徴しか列挙できないのが多少遺憾だが、要するにそういうことである。
しかし後で述べるようにこの女性と思われる写真はこのアイコン画像とは違った形態で「タケシ君の家族」によって二枚ポスト(投稿)されており、元は同一の写真を加工してアイコン画像として設定したものと思われる。
プロフィールには「タケシ君が探しています どこでどうしているのでしょうか」とのみあり、それ以上アカウント作成者に関する個人的な事柄はわからない。この一文も謎多いものだ。
そもそもアカウント名が「タケシ君の家族」であるならば、このプロフィールの文は「タケシ君を探しています」とならなければおかしい。「タケシ君」を捜索するために開設したのであれば、タケシ君は捜索している主体ではなく、されている主体になるはずだ。従って、このアカウントは「タケシ君」が行方不明になってしまったために捜索目的で、その家族が開いたというより、単によくわからない行方不明趣味の持ち主が愉快犯的に作成した
(つづく)
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