今日も今日とて魔法少女

だしまき

第1話 「魔法少女やってます」

魔法少女やってます、桜井沙羅って言います。魔法少女の時はサクラって名前でやらせてもらってます。一応一昨日の4月6日から桜大女子付属高校の1年生やってます、魔法少女歴は大体5,6年でこれでも結構ベテランなのです‼おっと!そんなことを読者のみんなに話していたらプ〇キュアの敵組織ポジションの組織『フラワードールズ』のやつが現れたっぽい!非力な一般人たちを助けに行こう‼さあ変身だ!

「『粉砕!破壊!大変身!』魔法少女サクラ見参!さぁかかってきなさい、ぶっ壊してあげるわ♡」

高校生になっての初戦闘すっごくワクワクするわね、さーてモチーフは...イチゴか...なんか子供たちが好きそうなモチーフだな、まぁいっか壊すだけだし

「お前がこの町の...ぐっお前今何をし...た...」

「殴っただけ」

「そんなわけない!だって攻撃の余波だけでさっきまで曇ってた空がこ、こんな晴天になるはずが...」

「五月蠅いなぁ、そんなしゃべらなくても壊してあげるのになぁ、」

この手に持っている薙刀を介して名も知らぬイチゴ怪人に私の魔力をぶつける、イチゴ怪人はやはりぶっ飛んで行ってしまった。

「い、今、な、何を、し、た...」

パタ...と倒れてしまったつまんな、

「はぁ~ほんっとう、につまんないもっと遊びたかったのに。

『変身解除』ふー疲れたーコンビニでプリンパフェでも買って帰えろっと、市民の人が無事でほんとよかった~」

~翌日~

「ねえねえ!沙羅ちゃん!昨日久々に魔法少女が現れたんだよ!めっちゃ見たかったよー」

この早々に魔法少女のことについて語っているこの少女は、大神天音この学校に入ってから初めてできた友達だ。ちなみにいわゆるロリ巨乳(白髪)+幼女趣味で学校生活三日目にしてこの学校でのマスコット枠を確立している(本人は認知していない)何気にすごいやつである、まじかわゆい、いろんな意味で食べちゃいたい......おっと私の性癖がよくないな、頑張って直さないと

「よくそんなに魔法少女に夢中ななれるよね」

「だって魔法少女だよ!一人しかいないけど実質プ〇キュアだよ!プ〇キュア!大好きでしょプ〇キュア」

「いやまあいつもリアタイ視聴してるけど私は仮〇ライダー派だから詳しくないよ」

「まあプ〇キュアは一旦置いておいてといといて、あと!魔法少女サクラちゃんはめっちゃイケボなんだよぉ、沙羅ちゃんの可愛い系ボイスとは真逆みたいな超ハスキーボイスなんだよ」

いやまあ言ってないけど同一人物なんだわ、今出せるんだわハスキーボイス、出さないけど。

「というか!すごく聞き捨てならない言葉が聞こえたんですけど⁉なーにあんたの声より私の声のほうがかわいいみたいに言ってんの⁉馬鹿なの⁉ねえ絶対にあんたのほうがかわいい声してるよねぇ⁉」

「それも一旦置いておいといて、あと!あの黒髪ロングで紅と黒を基調とした和服風の衣装に薙刀!薙刀だよ!よくある剣とかステッキとかじゃなくて!ほんとにかっこよすぎでしょ!」

こんなに熱く語ってくれてうれしくも恥ずかしくもあるこんな状況で都合よく学校上空に『フラワードールズ』の怪人たちが来てくれた。今日の敵のモチーフは、チューリップかチューリップモチーフなーまーじで弱いんだよなーまぁ、いっか天音は...もういないし...てか天音以外もいないし、まぁいっかぁ。

「『粉砕!破壊!大変身!』学校で変身はばれそうだからやりたくないんだよぉ、なんかイラついたから全部ぶっ壊す‼」

「キャァーサクラちゃーん、こっち向いてー」「キャァーサクラちゃーん、結婚してーマジで大好きー」

黄色い声援を受けなんか気分がよくなったので張り切ることにした。

「天を穿ち、地を砕き、すべてを破壊する!『紅き鮮血の衝動』」

「え?待ってまだ何もしゃ......」

「じゃあまたね☆」

「キャァーサクラちゃーん!かっこいいーまじ最高!」

「やっぱサクラちゃんしか勝たんは、そうおもうよねえ沙羅ちゃん......っていないし‼」



~初投稿です感想とか改善点待ってます~

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

今日も今日とて魔法少女 だしまき @dashimakitamago2009

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ