第参話 記憶


追記

コメディはコメディ、シリアスはシリアスに分けたいので改稿しました.

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俺は放心状態となっていた。

なぜかといえば、スキルがスゴイことになっていたからだ。

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【神崎斗真スキル一覧】

[Sランク相当スキル]

身体強化:S Level1

使用可能アンロック

神級魔法: LevelMAX〈使用不可ロック

我流刀術「アブソリュート」

このスキルは統合スキルです。内包されているスキルは以下の通りです。

刀:刀術 LevelMAX

刀:技術 LevelMAX

刀:力 LevelMAX

刀:機敏 LevelMAX

刀:抜刀術 LevelMAX

刀:新たなる流派の形成

刀:さらなる成長

刀:我流刀術 アブソリュート LevelMAX

:LevelMAX〈使用不可ロック

[Bランク相当スキル]

我流護身術「大蛇オロチ

このスキルは統合スキルです。内包されているスキルは以下の通りです。

空手:S Level87

柔道:S Level85

カンフー:A Level84

ボクシング:A Level50

:Level54〈使用可能アンロック

[固有スキル:相当ランク 不明]

心身共鳴〈使用可能アンロック

一時顕現〈使用可能アンロック

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正直に言って強すぎる。Sランクのスキル多すぎるだろ。それに、通常ではスキルというのはLevel1から始まるのが普通だ。例外はあるが、いくらなんでもLevelMAXなのはおかしい。スキルのレベルが元から高い場合というのは、例えば、遺伝だったり、空手とかだとそれを習っていたから、とか、師匠から教えてもらったとか。そういうのがある。我流護身術に関しては、俺が昔から空手とか柔道とかを習っていて、それらを組み合わせて護身術にすると言っていたからレベルが元から高いのだろう。

こうしてみると大蛇オロチってダサいな。

あの時は厨二病だったから‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

今もか。

こうしてみると、身体強化:Sのレベルは1ということは、これは俺の素のスキルってことなのだろう。

他は遺伝とかなのだろうな。

でも、こっちの世界での親はどちらも魔法は使えないし、刀も使えなかったはずだ。

それに、もしそうだったとしてもレベルがMAXなのはおかしいし‥‥‥‥‥

あ~〜〜〜〜〜もうなんなんだよ。コレ。

とりあえず、用紙に書いとくか。

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[Sランク相当スキル]

身体強化:S Level1

使用可能アンロック

Bランク相当スキル]

我流護身術「大蛇オロチ

このスキルは統合スキルです。内包されているスキルは以下の通りです。

空手:S Level87

柔道:S Level85

カンフー:A Level84

ボクシング:A Level50

:Level54〈使用可能アンロック

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ん?そういや、強そうなレベルMAXのスキル達ってなんで使えないんだ?ってか今気づいたけど固有スキルってなんだ?

スキルの説明画面、見てみるか。

とりあえず、神級魔法の説明画面を‥‥‥‥‥

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スキル名称:神級魔法

ランク:S

状態:使用不可

説明:とあるの魔法が好きな異世界の神が造り、使ったとされる、最強の魔法。

人間には使えないとされていたが、異世界の宮廷魔法使いの「ミント・シトレス」の手によって、復元、強化、使用された。このスキルが使える限り、神級以下の魔法も使用可能。

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なんだよ、これ。

説明文からして強すぎんだろ‥‥‥‥

じ、じゃあ、我流刀術「アブソリュート」は‥‥‥

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スキル名称:我流刀術 アブソリュート

ランク:S

状態:使用不可

説明:異世界の騎士「レオ・バイド」が造り、鍛え上げ、使った異世界最強の刀術。

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簡素だ。

でも、なんかそれが強そうだ。

そもそも、どっちも「最強」って書いてあるし。

そういや、固有スキルはどうなんだろ。

あれ、開けないな、なんか怖い。

そういえば、「異世界最強」って書いてあるけど、異世界ってどこ?

俺がいたみたいな現代か?それともthe 異世界って感じの中世ヨーロッパみたいなとこか?というかなんで俺は異世界について冷静に考えてるんだ?普通異世界なんてないのに‥‥‥‥‥‥‥‥‥

いや、元々俺がいた世界も、今となっちゃ異世界なのか。そもそも転生ということを体験した時点でそういうのは言えねぇな。

よし、それはおいておこう。

それよりも。

この二人の人物。

「ミント・シトレス」。

「レオ・バイド」。

この二人の名前には既視感がある。

変だ。俺にはそんなこのスキルの説明文の人達と同姓同名の知り合いはいない。

なのにもかかわらず、何回も何回もその名前を聞き、見て、呼ばれた。

呼ばれた?呼んだじゃなくて?自分の言葉が信用できなくなる。

俺が感じている既視感。

いや、既視感を超えた、何か引っかかるような感覚。

俺はこの人達に会ったことがない。

それは確かだ。だがなにかこの二人と一回でも関わる出来事があった。

それも確かだ。


「ミント・シトレス」

「レオ・バイド」


俺はその名を呟く。

すると、何か突っかかったりすることなく、名前を言えた。

まるで、この名前を発するのを身体が覚えているかのように綺麗に。

なぜだろうか。

呼ばれたというのもおかしい。

呼んだならまだしも、呼ばれたなんて。

俺の前世でもない限り、あり得ないのだから。

いや、あり得ない話ではない。

俺は転生をしている。

もしかしたら前世の前世あたりに関わりがあった人物なのかも。

いや、その本人だったりして。

(ズキッ)

え?頭が痛くなってきた。

それはどんどんひどくなっていく。

え?まさかマジだったのか?

これは俺の記憶が戻ったときと同じだ。

その時、俺の意識は途絶えた。

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コメディじゃないし、結構重要な話なのに、コメディになっちゃった。

追記

コメディはコメディ、シリアスはシリアスに分けたいので改稿しました。

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