第2話 いいね!/140字SS

 フォロワー数が4桁超えた!

 画面の中で"いいね"が躍る。


 降り続く君からのLINE通知は見て見ぬふりで、フォロワー稼ぎに夢中の僕。


 いつの間にか朝になってた。


 窓の外に目をやると。


 ペールイエローに染まった君が「おはよう」とミュートで笑っていた。


「ごめんっ!!!」


 スマホをそっとブラックアウト。

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