第2話 喫茶店

喫茶店


僕が高校のころにやりたかった職業であり、断念した職業です。


当時は漠然とやりたいなあと思っていたのですが、ズルズルとそのまま時間は過ぎていき、何も行動を起こさないまま社会人となりました。


おそらく、そのような社会人は多いのではないかと思います。


確かに、安定した職業に就き、平穏な人生を送るのもいいと思います。


危険は少なく、今日の日本では多数派の人生です。


しかし、僕はリスクを背負ってでも喫茶店を開業したいのです。


二年ほど考えてみたのです。


甘い世界ではないことは重々承知です。


廃業率は三年で四割を超えます。


それでもしたいという結論になったのです。


個人的な理念が、死ぬときに後悔しない人生なので、どれだけ理屈をこねくりまわしても、喫茶店を始めるという結果に行きつくのです。


しかし、現状としては足りないものが多々あるという状態なので、今後はそちらの勉強を行っていきます。


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