第6話 C大マネージャーの美
○ 真剣になることで生じる美
「顔で笑って、心で必死」から生まれる、真剣な心の美
10数年前からやられている「大会速報」は、彼女たちの真剣さ・真面目さを象徴する最たるものでしょう。忙しい大会(公式戦)の最中、団体戦の一戦ごとに、どこの大学の誰(名前と段位)と○対○で勝った・負けた・引き分けと、簡潔・正確に速報を打つ。
昔は、手帳やノートに書いた手書きの勝敗表を携帯電話のカメラで撮り、それをネットの掲示板に貼りだす、なんていう裏技を使われていました。
真剣・努力・工夫、そして、それを10年以上も途絶えることなく行う継続性・真面目さこそ「美しさ」といえるのではないでしょうか。
○ 茶道のように、あえて制約を作り、その中での自由を味うという美
○ マネージャー業務・作業を、できる限り規則化・ルーチン化・システム化・合理化することで、ミスや忘れを極力少なくする。自由裁量の余地を少なくするメリットと、その為に生じる組織の硬直化・マンネリ化を打破しようと工夫する美。
<学、もしくは道としての「矛盾の克服」との戦い>
○ 全体と部分の両立
「全体は部分の総和に勝る 」といい、全体ばかり見ていては真の(個の)救済にならない、部分ばかりにとらわれていては、まとまらない。
○ 公と私の兼ね合い 公的なブログで、どうやって・どこまで私を表現するか。
○ 緊張とリラックスのメリハリをつける
キャプテンやOB諸氏といった全ての人・道場の空調といった設備全般を見て、その進行に淀みがないようにリードするという立場は、舞台監督のようでもあります。 外来種偽日本人のように、メリハリのないのっぺらぼうの心では、舞台は進行しない・豊かな表現は生まれない。
○ 自由と規律のバランス
社会の規則・学校の校則・部のきまりを熟知した上で、そこに合理的な自由を確保していこうという前向きな心。
○ 観察(入力)と叙述(出力)の整合性を追求 物事を正しく見て(認識)、文章でそれを記述(再現)する。コンピューターによる画像認識と異なり、目に見える事象に形而上的な意味を付け加えることで、事実は(より)事実となる。
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