【ー地下室ー】
「話したいことがあるんだけど」
レミリアさんから話したいことがあるらしい。
どんな内容なんだろう?僕はまた戦闘になるんじゃないかなと肩をビクビクさせていた。
「ここで、暮さない?」
「はい?」
あまりにも唐突すぎて話に追いつけていない。
「えっと、なぜそんな急な話になったのかわからないんですけど。」
「あら?だって今あなた博麗神社にいるでしょ?」
「そうですけど」
「あそこで居候するのも何だしこっちで暮さない?」
「霊夢さんはどうなんですか?」
「え、え、私もその意見に賛成だけど、ここでクラスにはまだ早いし1週間後とかに引っ越す感じでいいんじゃないかしら?」
「そういえば幻想入りしてから2日しか経ってないわね。」
「ええ。だからまだ回ってないところもあるし、色んなところ紹介し終わってからでいいんじゃない?」
「分かった。じゃあそうしましょう。」
そんなわけで僕はこの紅魔館に1週間後に住むことになりました。ちなみに今日はここに泊まることになりました。
□□□ この日の夜
「フワァ」
ご飯をいただいて布団に入ってぐっすり寝たけれど、起きてしまった。(咲夜さんの料理美味しかった)せっかくだし、いろんな部屋見に行くか。
ベットから起き上がった僕は靴を履きドアをそっと開けた。
「やっぱり廊下広いな。」
いつ見てもどこになんの部屋があるのかわからない。みんな把握してるのかな?そんなことを思いながら廊下を進んでいると。あるドアの前にたどり着いた。
「この部屋のドアの向こうからなんか音がしたぞ?」
コンコンコンとドアのノックしたがなんの反応もなく静かだった。
「中入って確認してみよう。」
もう一度ドアをノックして開けてみた
「お邪魔しまぁす。」
恐る恐る開けてみるとそこには地下に通じる階段があった。
「この館地下もあるんだな。」
階段を降ろうとしたが、前に霊夢がこの館の地下には絶対に行くなと念を押されていたことを思い出した。
「うーんどうしよっかな?」
引き返そうかと頭を悩ませていた時
ガチャン
僕が開けていたドアが急にしまった。
ちなみに僕はドアの内側に経っていた。つまり地下につながる階段がある方にいる。
「え、あ、開かない!」
誰かが外から抑えているのだろう。扉は開かず、一生懸命こじ開けようとするが無意味だった。
「先に進むしかないのかな」
かといって地下室なので暗い
「ま、あかりになるものは持ってきてるけど」
そういって出したものはケミカルライトだ。よくゲームなんかでは行ったところの目印としてつける代物なのだがある程度光るのでライトがわりとしてはまだいいのであった。まだいいといった理由は
「なんでピンク色のやつを選んだんだろう....」
そう僕が持ってきたのはピンク色に発光するケミカルライトなのだ!なんでこの色かって?僕の好きな色だからだ!正確には桜色が好きだけど、まぁそんなことはさておき、
「降りて行くか!」
そう決心して余多悠貴は地下に繋がる階段を下ったのであった。
_________________________________________
ここまで見てくれてありがとうございます。この小説のいいところやこここうした方がいいよなどの意見があれば遠慮せずに書いてください!参考にします。次回もお楽しみに!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます