【ー紅魔館ー】
◇◇◇(悠貴視点)
僕は朝食を作っていた。朝から大変だったけど、居候させてもらっているのでこれくらいはしておこうと思った。後もう少しで盛り付けて完成のところで、
「あ、朝食作ってくれたのね。」
霊夢さんの声が聞こえてきたので
「はい、朝食くらいは作れるので。」
と返した。
その後霊夢さんと一緒に朝食を食べた。その時に霊夢さんが「おいしい」と言ってくれたので嬉しかった。
しばらくして、霊夢さんと僕は、紅魔館に行くための準備をしていた。
「この服着慣れないなー」
そう言ったのには理由があった。なぜなら僕の服は汚いということで、博麗神社にあった
「文句言ってないで準備しなさい、後そこにあるやつ持って行ってよ。」
指を刺されたところを見ると、30センチくらいのお札と日本刀が置かれていた。
「日本刀って銃刀法違反じゃないですか!」
「あぁ、気にしなくていいよ。ここにはそう言うの一切ないし、逆に武器持ってないとここでは生きてはいけないからね。」
「じゃあ、持っていても何も言われないんですね?」
「えぇ、大丈夫よ。」
と言われたので日本刀を腰にかけた。
「あのこのお札って。」
「それは肌身離さず持っていなさい、もしものことがあった時助けてくれるから。」
「わかりました。」
霊夢さんがそう言うなら持っていたほうがいいと思ったので裾の内側にしまった。
「霊夢さんこっちは準備できました。」
「あら、終わったのね。こっちも準備できたし行きましょう。」
「それじゃ、しゅっぱーつ。」
数分後
「ヒィィイイイ」
僕はそんな情けない声を出していた。
「あんなに張り切っていたのに。」
と下から霊夢さんがクスクス笑っているのが聞こえた。
「だってしかたが無いじゃないですか!今まで女子におんぶされたことないですし、こん速度で飛ぶなんて思わなかったですもん。」
「ま、この調子で行くともうすぐだからね。我慢してなさいよ。」
そんなこんなでこの状態が続いて数分後、館の近くまで来れた。
「ここで降りましょう。」
そういわれ地上に降りた。
「次来たときは能力が使えるように上達して、空を飛べるようになっていたいわね。」
「善処します。」
そんな会話を続けていると、館の門前に到着した。
「zzzZZZ」
「エ、ナニコレ」
ね、寝てるだと!しかも立った状態で!
「ハァ〜、また寝てるわね。後でメイドに言っておこう。」
そう言った霊夢さんは、門を勝手に開けて中に入っていった。
「え!あ、待ってください!」
置いていかれそうになったので慌てて走って霊夢さんについて行った。
「ここが紅魔館か〜」
門をくぐってすぐに大きな庭があってその奥には立派な屋敷が建っていた。て言うかでっか!
「こんなに広いんだったら一体何人くらい住んでいるんだろう?」
「主要メンバーだけでも8人くらいかしら?」
「少っな!この館の管理はだれがするんだよ!」
「その主要メンバーの中にメイドがいるんだけど、そのメイドがこの館全体のお掃除をしているの。」
「1人で管理ってぜったい時間停止できたりとかしない限り、1日でできない気がする。」
「そうね、時間停止できないとこの館なんか私1人だったら、二週間くらいかかるんじゃないかしら?」
とニコニコした様子で語る霊夢さんですが、何だろうなんか変な予感がする。気のせいだろうか。
「さ、ここから屋敷の中に入れるわよ。」
霊夢さんがそういい屋敷の扉を開いて入った。僕もそれを追って紅魔館の館の中に入って行った。
______________________________________
私の作品を見てくださってありがとうございます。これからも頑張っていきますのでこれからもよろしくお願いします。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます