揺れていたいことばたち


・イディオムに 文法 接続・活用形 ほんとはもっと じゆうでいたい



・文系と 理系を無理に 分けたとて ことわりだって文でできてる



・「始め」から 「やめ」まで続く 解答を 繰り返しても 見えぬ「正解」



・だんまりを まだ心地よく なれなくて 隣にいられる 「資格」を探す



・眠らない 夜を纏った 月灯り ふわあ、とひとり あくびをひとつ



・「ほんとう」も 「じぶん」もぜんぶ ほうりだし たゆたう夜に めをとじてみる



・「普通」だと 言いのく君の 可笑おかしさを 愛しさにして 飲み干した水



・本音でも 嘘と変わりや しないんだ 伝えたくても 言いたくないのは



・もういいかい もういいよって いつ終わろ

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