第7話

 「よし、春」


「どうしたの?」


「そろそろ、会話も遊ぶ相手も俺だけじゃ飽きるだろう」


「飽きるって何?」


「えっとそうだな、同じ味ばっかり食べてたり、同じ遊びをするとつまらなくなること」


「ある!!それ飽きるって言うんだ」


春はこのように分からないことは聞いて直ぐに覚える。


「でも、私は優ならなんでも教えてくれるし、ゆう以外と遊んでも、みんな・・・言葉わからないし、面白くないと思う」


春は悲しそうな顔をする。


「そうだな、だから他の人にも言葉を教えようと思う」


「じゃあ、お父さんとお母さんに!!」


「それは、前言った通り、大人(ちゃんと意味を理解した)には厳しい。」


「そうだった。」


「それに、春と同じくらいの子の方が良いだろう。大人だと怖いし」


「それもそうだね」


こうして、俺のハーレム計画は大きく動くことになる。


当然、言葉を教えるのは女の子のみだ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

次の更新予定

2024年9月21日 08:59
2024年9月28日 08:59

転生したら言葉もなく文化が進んでない世界だった。 少し復活したエアコン @eaconnn

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ