13 赤髪の少年

赤髪の少年が、涙ながらに言う。

「僕は、髪の色がみんなと違うから…いじめられるんだ。」


なんでそんなこと言うの?

君には、君の良いところがあるんだよ。


「…。」

あの時は、怖くて言えなかった。


でも今は、

「どんな君でも、私は好きだよ。」


怖いものなんか、無い。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る