🔮パープル式部一代記・第三十〇話
帝も配慮する絶対権力者である道長が、自分の地位を盤石にするために、後宮へ送り込んだ中宮・
しかし、「すまじき物は宮仕え……」その言葉が示すように、
そんなこんなで少しずつ削られたせいで、ますます狭くなった
「さすがは、スペシャルベストセラー作家……あふれる作家魂……」
そして、寝込んでいた
「えっ!? 和泉式部のアレが!?」
「赤いの……世話をかけたな……あ、出直した方がいい?」
さすがの
「なんだそれ……?」
聞くんじゃなかった……普通の人間であればそう思ったであろうが、そこは地獄の根暗、物語に全集中の
『まさに歩く狂気!』
そんな様子の彼女であったが、幸いにも人は出払っており、目撃者はおらず、文机の上に、どさりと置いた紙の束を前に、しばらく悩んでいたが取りあえずの仕事(引っ越し祝いのアレ)を思い出し、自分のいつでも装束は、すっからかんの「巨大な書物入れ」と化している
「取りあえずこれが片付いてから……」
そして、part3は貫徹で翌朝仕上がっていた。和泉式部の赤裸々なR指定の情報満載で……
「うわあ……これは、これは……」
「それにしてもなぜに
帝はそう言いながら、夜になって、あの日、東三条邸から帰ったあと、
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