🔮紫式部奇譚・パープル式部一代記+α
相ヶ瀬モネ
🔮プロローグ
※
***
この物語は、のちの国母、
***
「母君は、どこにいらっしゃるの?」
「……
物心ついたとき、すでに母は、内裏に出仕しており側にはおらず、彼女はこぎれいな小さな家で、祖父と暮らしていた。
彼女はのちの
彼女はひどく寂しく思っていたが、母が自分に残して行ったという
そうして、日々は激流のように流れてゆき、当時、
幼い頃、
なお、その出会いは、遠い未来、藤原道長の娘、
そのとき、道長のツレ(ご友人)でもあった
道長は大受けしていたが、やはり彼の息子の
なにせ、
「
「え……あ、そう……」
父に似たのか、とにかく誰もが魅了されずにはいられない、そんな彼女は、モテまくり、溺愛されまくりの人生を送るが、母への愛は、生涯揺らがなかったという。
そしてこのお話は、紫式部、もとい、パープル式部の幼少期、幼名「ゆかり」から、はじまるのであった。
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