2022年6月11日 中学生ライター行方不明事件 〇〇県△市 取材場所と思われる家の近くの道路に落ちていたライター本人が書いたと思われる携帯電話のメモ
文作成者 〇〇所属 探偵:文久 和弘
中学生ライター行方不明事件
〇〇県△市
取材場所と思われる家の近くの道路に落ちていたライター本人が書いたと思われる携帯電話のメモ
ライター本人は、深夜番組■■■■■■■■男性2名不審死事件の真相を探るため、取材をした。
-初めての取材だ。ドキドキする-
-俺が喋った文まで載せたらわかりにくくなるから駒桐の言葉だけを描こうと思う-
取材者 高西 修 2007年9月12日生まれ
取材日2022年6月11日
2007年 △市△市立第1小学校児童行方不明事件 当時のクラスメイトへの取材
深夜番組■■■■■■■■男性2名不審死事件が起きた△市の地域のことを調べていたら、ふと、一つの青い文字が目に入った。
『△市△第1小学校児童行方不明事件』
あっはい。はじめまして。高西さんですか?
そうです。駒桐です。あっはい。入ってください。
あっこれ、お茶です。たったいしたものじゃなくてすいません本当に。
普段お客さんとかも来なくて。
ああ。。。。
●●くんのことですよね。
....
いっいや。大丈夫です。全然話したくないとかじゃないんですけど。。。
あれは、もちろん●●くんがあんな姿に、、なってしまって、ってることもあってあまり思い出さないようにしていたっていうか。
でっでも、やっぱ●●くんには報われ欲しいし、あのことは本当に悲惨すぎたから、
話します。
小学2年生の頃だったけな。●●くんとは仲が良かったんですよ。僕は内気な性格だったけど●●くんは活発な、、、いかにも「小学生男子」って感じがしてて、
足も早くて勉強もできて、、、でも性格がすごい良くてアニメとかも好きだったから、あんまり目立たないグループとかとも話を合わせれて、すごい子でした。
それで小学3年生の時、2004年?だと思うんですけど、
『深夜番組■■■■■■■■男性2名不審死事件』が起きたじゃないですか。
その時に同級生は半数くらい引っ越しちゃったんですよ。もともと人口の少ない村だったので、僕の学年は全員で十五人くらいになっちゃって、僕も●●くんの親もここが地元だから引っ越すこともなくて。。
そしてもう十五人しかいない学年では必然的に僕みたいな内気な性格の子でも友達が多くできて、下校時は10人くらいでみんなで一緒に帰っていました。それは卒業まで続いて。。。。
はい。そうです。その時は●●くんも毎日いました。
でも●●くんの家は1人だけ右の林の方に行くんですよ。
「ここなら途中までみんなと帰れるし早い」って言って。
大人たちは右の林を超えたら人通りが多い道路に出るので、1人で帰っていても安全だと言ってました、
そう言ってたってことは見えてなかったのかな?それとも見てみぬふりをしてたのかな?
いるんですよ。
『そこ』にはいつも
いつも。。。いるんです。
右の通り道。。。一回だけ、木が茂ってるところを通って道路に出るところ。
気が茂ってる。●●くんが通る道に、骨と皮だけなような、白い肌をした、
背中に赤い甲羅がついてる奴が、
こっちをずーーーーーーーーっと、見てくるんですよ。。
一緒に帰ってる同級生も見えてました。
みんな怖くて●●くんが右の道を通ったら早歩きで左の道に行って。
小学6年生の後期●●くんの顔色が悪くなって、一緒に帰ることもなくなって、
●●くんは僕たちと逆方向の道に行って大道路から帰ってました。
みんな安心してました。みんな●●くんのことが大好きでした。危険な目にあって欲しくない。
その日。あの化け物はあの林にいませんでした。
次の日。●●くんは学校を休みました。●●くんの親は●●くんを探していました。
その次の日。あの林にはあの化け物より背丈が小さくなったような、、、丁度●●くんぐらいの背丈のあの化け物が立ってました。化け物の甲羅は青色に変わってました。●●くんのランドセルは青色でした。
それから少し立った後●●くんは正式に行方不明者として取り扱われました。
みんなは小学校を卒業したあと、遠い中学に引っ越しました。
でも、●●くんはまだ生きてるんですよ。
-駒桐さんは、そう言ってクローゼットを開けた-
-その中には、大きい毛布が入っている、動物を飼育するようなゲージがあった-
-毛布の中には何かがいるように見える-
おいで。
-駒桐さんがそういうと、毛布の中から青い甲羅を持つ、
青白く痩せこけた人間の形をした『何か』が呻き声を上げながら這いずり出てきた-
何か恐kじた。づsmほなげる。みろ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます