第33話会下山公園で目覚めた訳
しかし妻に言えば半狂乱になって取り付く島が無くなってしまう・・・。
悩みながら東山商店街をうろつきぶらっと入った蕎麦屋で天ざると熱燗を頼みチビチビと飲みながら天婦羅をつまんでいた。
小さな猪口では頼りないので、コップ酒にした。
しまいには一級の辛口一升瓶を傍らに置いて、酒を浴びる様に飲んでいた。
飲酒の途中に店が看板になり追い出される様に店を出た。
気付けば元の職場に足が向いていたば、会下山医療センターの前を通り過ぎ、会下山公園に入ってベンチ美座り、満月を観ながら横になると死んだ様に眠りこけてしまった。
もう帰る場所も無くなった舞後に容赦なく秋風が吹き付ける。
時折涙が流れた・・・。
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