見えない階段
一人一人が詰め込まれている
どこまでも孤独でありつつ
窮屈な螺旋階段
一歩ずつ下り
底は見えないが
中には身を投げ出すのもいる
大抵目は虚で
ぶち当たって苦しみが絶えると思っている
浅はかなことには限りがない
底はないかも知れないのに
何を投げ出すというのだ
どれほど足が悲鳴に潰れても
歩き下り続けるのがあたりまえだ
俺はまた一歩進む
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