とどめ
とどめは自分でさすものだが
果たしてそれは自分か
分からない
痛みから逃れたい本能か
醜さから逃れたい自意識か
大人にして子供なのは
ある種のとどめをさし損ねた愚か者であるが
果たしてそれは真理か
分からない
生活を憂う親の苦悩か
怠け者を呪う労働者の怨念か
滅んで死ぬだけの彼らを許さないのは
生きることの罰
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます