お盆の冬師家
ぼちゃかちゃ
プロット
5W1H
Who
十太 桃李 綾 彰那
十太→才能ある冬師家の息子
桃李→才能はないが修羅場をくぐってきて妖怪が見える。根津家(冬師家)に拾われ、冬師を目指している
綾→秋師家の娘。妖怪に狙われやすく、妖怪の声も聞こえる。妖怪に立ち向かうことはできず、苦しい思いを何度もしてきて、それにより時折耳が聞こえなくなる。(ただし、戦えればメッチャ強い)
彰那→綾を助けた妖怪。他の妖怪とは違い、理性的な思考をしたり、人とコミュニケーションが取れたりする。
とある座敷童→根津が子供の頃一緒に遊んでいた座敷童的な妖怪(現代っぽい少女)。元となった人間の体を使って存在していたが根津の力が暴走した時に心を生の方向に保てなくなり常世へといった存在。
When
8月13日(お盆)
夜1~3時(丑の刻1~4まで)
お盆の時期は心のありようがどうであっても浮世に存在することができる。
Where
根津家の冬師が昼間働いている神社の裏山。
What
肝試し
→お盆で浮世と常世がつながり先祖の霊だけでなく、多くの妖怪や悪霊が浮世に流れ込む(ハプニング)。
Why
肝試し→夏休み前から知り合った4人が根津の家(神社近くの民))でお泊り会を開き、小さい明りをつけて筆談をしていた。そこで深夜テンションになった根津が肝試しを提案する。
櫻井→嫌がる
九条→櫻井のために根津を諭そうとする
蓮薙→乗り気
根津が櫻井の好みを考えて、神社の裏山の山頂(そんなに高くない)で星が見れるから、それに行くがてらみんなで肝試し的なことをしないかと提案する。
櫻井→ちょっと怖いけど興味がわく。
九条→櫻井に任せる
蓮薙が、「俺がいるから大丈夫だよ」的なことを言って櫻井は行く決心をつける。(根津が少し嫉妬する)
堂々と出ていくと根津の父に怒られるので部屋にこっそり作っておいた隠し扉から出る。
ハプニング
→午前1時半ごろに出発し、山の中腹まで登り30分。午後2時の丑三つ時に常世からの悪霊、妖怪が浮世に流れ込む。
ハプニング解決(How)
→次第に増えていく妖怪。九条、蓮薙、根津で応戦するが、数の多さと、夜という環境のせいで押されていく。(櫻井は妖怪の声が大量に頭に響き戦えない)
根津と子供の頃遊んでいた座敷童や、先祖の霊が力を貸す。
しかしその混乱は櫻井を狙った大規模なものであり、たまたま一緒に流れ込んだ霊と協力しているだけでは形勢を逆転させることはできなかった。
その時、とある霊が抜けてその左手が櫻井の頬に触れる。霊の虚無が流れてくる。それが櫻井の力に反応する。幸福がいつか消えてなくなることを恐れる幽霊の魂に虚無を受け入れさせる。例え空虚であろうとそれでいいと霊が思い、霊が消えていく。
そうして消えた先に見えたのは、九条、蓮薙、根津、そしてその他仲間の霊たちが戦う姿であり、頭になる声(櫻井自身の心の声と霊の声)を無視して戦いに加わる。戦況は一気に変わり、ほとんどの妖怪や悪霊の心を動かし、常世へと返した。
その後
みんなでくたくたになりながら山を登り切り、山頂で寝っ転がりながら星を見る。
根津がこっそり持ってきたお菓子を分け合って食べる。
そうして寝落ちし、後日めちゃくちゃ怒られる。
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