プール

「今日の日曜日、あやなっちとプールよっ」

「わ~い!プールうちも好きなんだっ!」


「プールって言っても、うちらは、まだおねえさんじゃないんだから、ナイトプールではないよっ」

「えーっ、そうなの~?」


「あたりまえでしょ~よっ!うちら、まだ小4なんだからねっ!日曜日の昼間のプールでいいのよっ」

「うんっ、いいっ!」


「なんで、めっちゃうれしそうなのよー?」

「はなっちとプールデートに行けるなんて...えへへ...めっちゃうれしい~」



「ジャ~ン!どう?うちの水着は?」

「はなっち、めっちゃ可愛い~」


「ほんと?」

「ほんとほんと...可愛いすぎる~」


「あやなっちも、まあまあ可愛いね~」

「まあまあ?」


「いや、めっちゃ可愛い~」

「そうでしょ~...はなっちも、もっと素直にならなくちゃ...」


「あやなっちには言われたくないわよ~だ」

「あはは」


「あやなっちは、得意な泳ぎは、何なの?」

「背泳ぎよー」


「背泳ぎかー」

「はなっちはー?」


「背泳ぎよー」

「背泳ぎかー!いっしょだ~」


「じゃあ、ふたりで背泳ぎ競争ねーっ」

「いいよーっ」


よ~い、ド~ン!

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