うちは女子

「葉月さ~ん」

「なあに?白熊さん」


「うちね、女子なんだよ~」

「最初に聞いたわよ~、そのこと」


「女子みたい?ねえ、女子みたいに見える?」

「そうねえ...パッと見て、女子に見えるわね~」


「ほんと?ねえ、ほんとに?」

「うんっ、見える~女子に!」


「やったあ!めっちゃうれしい~」

「カラダも、なんか、女子みたいだし...知らなかったら女子だと思うし...」


「じゃあさ...『はなっち』と『あやなっち』って呼びあおうよーっ!」

「いいわよ~」


「よろしくね、はなっちー!」

「は~い、あやなっちー!」

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