CREEP UP TO UNKNOWN
海底の海月
海淵から空を目指した少女
プロローグ
ある町に紙芝居を子供たちに見せる旅人がやってきた
その旅人の正体が誰なのか、どんな人なのかは誰にも分からなかった
フードを被っていたため、顔を見ることもできなかった
子供たちが広場に集まり、紙芝居はまだかと急かしている
旅人はゆっくりと準備をして紙芝居の説明から始めた
「今日の紙芝居は、とある少女が海の上を目指して行くお話だよ
題名は、CREEP UP TO UNKNOWN」
「く、くりーぷ…?」
子供たちが頭の上にハテナを出している
「とてもいいお話だから、最後まで聞いてね」
首を傾げながら考える子供たちに微笑んで、旅人は紙芝居を読み始めた
名も無き旅路、人知らぬ物語。
海の底より、空を目指した者。
その物語を、語りましょう。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます