第4話

長い授業が終わり、教室に戻る。いつもは3人で戻る道が、今日はC子と2人きりだった。


「 C子、E子のこと、どうしよっか。 」

『 別に、うちらは好きに話してもいいんじゃない?あいつに縛られる理由なんてないでしょ。 』

「 そっ、か。 」


すると体を軽く叩かれた。

後ろを向くと、B子がいた。

少し口角を上げた後、私に話しかける。


    『 ちょっと、いい? 』


わたしはB子に腕を引っ張られ、トイレに連れ込まれた。

C子は一瞬驚いた顔をしたが、わたしに手を振っていかせてくれた。


「 な、なに、? 」

『 ふふっ、E子、怒ってた。 』

「 あ、うん、、 」

 

  『 私が、手伝ってあげるよ。 』


「 なに、いって、 」


顔を上げた上にある、すこし不気味な顔で笑うB子に、ほんの少し恐怖を覚えた。しかしB子はそんな私にお構いなしに話し続ける。


『 私が、C子とE子を話しかけさせてあげる。 』

『 わたしがE子をサポートするからさ、A子はC子をサポートしてよ 』

「 そんな、別にB子に関係ないんだから、大丈夫だよ 」

『 いいからいいから、ね。 』

「 っ、う、ん、 」

『 じゃあ、がんばろうね。 』


____________________


短くなってしまい申し訳ないです。

これからは投稿頻度も上げていこうと思います。

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