雨が降る

坂井実

私は雨が降る中

一人公園にいた

ブランコに揺られて

ただ一人

帰らなきゃいけない時間になって

すぐに帰る用意をした

私はこの雨が好きだ

ずっと濡れていたい

そして私の過去を

洗い流して欲しい…

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

雨が降る 坂井実 @aisyuusann8

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る