｢はなっちー！あれなにー？｣

｢どれー？｣

｢あれー！｣

｢あれは貼り紙だよー｣

｢貼り紙はわかってるよー！何の貼り紙ー？｣

｢ああ、魔法学校へ留学のやつだねー｣

｢えーっ、魔法学校に留学？｣

｢そうだよー｣

｢魔法学校に留学するのー？｣

｢うんっ、夏休みに希望者は魔法学校に行けるんだっ｣

｢えーっ、ほんとにー？｣

｢うそで、学校の廊下に貼り紙しないよー｣

｢そうだよねー｣

｢まさか、あやなっち！...行くの？｣

｢今はじめて見たんだから、わかんないよー、そんなの～｣

｢そっか～｣

｢はなっちはー？｣

｢えーっ、うちー？｣

｢はなっちは行くのー？｣

｢あやなっちも行くんなら、いいけど...｣

｢はなっちは、もうすでに、魔法使いの女の子みたいだけどねー｣

｢いやいや...そんなこと...あるかもだけど...笑...｣

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