神の気まぐれでもう一度チャンスをもらったので令和の時代でやりたいことやろうと思います。
@akakayomu
第1話 神っているんだ。
銀行強盗。それは人生で一度か二度あるかないかだ。
高校最後の夏。僕こと浅川伸司はバイトの給料を貰って、銀行に行ってえーと何があったんだっけ?
まぁそんな些細なことはどうでもはよくないけど今は置いておこう。
「ジョージ?もう日がくれる。村の皆が待ってるわ。ご飯よ。」
「もうそんな時間?」
彼女はナイジェリア浅川。アフリカで会社をやっている社長の娘らしい。
「先に帰ってて、あとちょっとしたら調整が終わるから。」
「調整?」
「あぁ。こっちの話だから大丈夫。」
「話?」
「まぁとにかく戻っておいてすぐ行くから。」
「できるだけはやくね。」
「じゃ。」
それがジョージとして彼女と言葉をかわした最後だった。
僕が転生したのはアフリカ大陸の下のほうにある小さな村。周辺には大都市なんてなくキレイな水もなかなか出ない。そんな所にうまれた。
母親は生まれてからすぐどこかに行ってしまった。村長の話では日本人だったらしい。
僕は銀行強盗にあって犯人の逆上により死んでしまったと思ったんだけど、予想外にハゲの老人みたいな人にラグナロクという力を与えられ、現世に転生。
僕はどれだけ鍛えても手に入れることが出来なかったウィッシュという力を手にいれた。
ウィッシュは願いかたによって威力が違う。
例えばウィッシュ使わせてくださいみたいな感じで願えば威力は弱くなってしまう。
強くするにはウィッシュを使います。みたいな感じのはっきりしたものが有効らしい。
僕のウィッシュはおそらく自分の体を強化する能力ぽい。
「脳から手に力を移しながら...こう!」
「バチッ」
「へぇー緑色なんだ。」
強化状態中は体または自分の持っているものに対し強化状態を付与またはラグナロクを放つことができる。
僕は色々なものにラグナロクを試してみた。
最初は水こちらはあまり期待通りにはいかなかった。変化があまりみられなかった。
次に自分の体の中の血液。
こちらは効果あり。体のありとあらゆる動きが早くなり、目がよくなったような気がする。
そこに生えている木を軽々と引き抜くことができる。
「まぁ今日はこんなところかな。」
僕は明日に行われる村の祭に備えて、帰るのだった。
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