イマジナリーフレンド

天川裕司

イマジナリーフレンド

タイトル:イマジナリーフレンド


私には、イマジナリーフレンドが居る。

孤独にある時、いつもその彼が一緒に居てくれる。


「ご、ごめんね、私がいっつも閉じこもるような感じでひとりで居るから…あなたにばっかり甘えちゃって…」


彼「何言ってるんだよ、俺とお前の仲じゃないか。必要な時にはいつでも寄り添える、それが俺たちの関係じゃない?」


「…ありがとう、そう言ってくれて。でも私、あなたが消えちゃうと思うと本当に怖くて…」


彼「なんで僕が消えるの?」


「よくわからないけど、なんとなくそんな気がしたのよ」


彼「考え過ぎだよ。心の中で会えるんだから、消える筈ないじゃない」


「そうだけど。…でも絶対ってこの世にあると思う?…人の世界って何でも限りがあったりするじゃない…」


彼「…ど、どう言う事それ?w」


「あなたにもし友達ができちゃったら、私もう存在価値なくして、呼ばれないかって思ってそれが怖かったのよ!」


彼「…それでこんな…」


「…ええ、取り返しのつかないこと、しちゃったのかも…」


2人の目の前に、彼の彼女が横たわる。


彼「……でも驚いたよ。君にもそんな悩みがあったなんてね…」


動画はこちら(^^♪

https://www.youtube.com/watch?v=Lp9VWI1LmxE

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イマジナリーフレンド 天川裕司 @tenkawayuji

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