第22話
さてお次は、武器である。
ついに、まともな武器が使えるようになった。
漆黒の長さ180㎝の棍棒 “ 黒鉄 ” Lv80 で召喚できる。
特徴は超固く、折れない、曲がらない、欠けない、お気に入りの一振り、特殊な機能があって、狭い所でも使えるように、真ん中から分離することができる。
「 黒鉄 来い! 」右手の中に棒を持った感触がある。
体の前でバトンのように、両手を使って回転、両手を上に頭の上でも回転
「 おりゃー、どりゃぁー、せいやぁー! 」
振り下ろし、横殴り、突き、両手で振り回す、ゲーマとしての血が騒ぐ、中二病全開である。
「 くふふうふふ、くふふふふふ 」
前世ではモニターの中で動くキャラクターだったが、今世では、俺自身がその動きができる。
これ以上続けたら、人間をやめてしまいそうな領域にはいってしまいそうだ。
「 俺には、超絶美少女エフロラ達がいる、彼女を幸せにする責任がある、危ない世界の住人になるわけにはいかない 」
さてお次は魔法である、現代知識と融合した俺独自の魔法。
「 精製 タングステン弾 」タングステン製の弾丸を作り出す、「 風魔法 プッシュ! 」
土属性魔法で精製した、弾丸を風魔法で打ち出す、秒速600m ~ 1000mの速度が出れば、ライフル銃と同じ事ができる。
ゲームと同じ感覚で、発射できた。
今回は別々にやったが、二つの動作を “ 狙撃 ”という名前で登録している。
「 狙撃 」割と太い木に穴が開き裂けた。
もう一つ、俺はビビリだから、接近された場合、銃弾では当たるとは思えない、ショットガンの魔法を作っておこう。
「 精製、尖った金属片 」「 風魔法 プッシュ 」小さな金属片を風魔法で前方にばらまく魔法である、飛び散るので、狙いはいい加減でも、なにかしら命中するはず。
「 グリモワールに登録、魔法名 ショットガン 」
「 帰ろう 」
夜の砂亭には、結局戻らず、エフロラの所に、お帰りをお待ちしておりますって言ってくれたのだ、「 うふふふふふ 」
俺の帰りをまってくれているなんて、生きててえかったぁ
そっと 王宮のベランダに降り、光化学迷彩を解除する。
ベランダにあるドアから入ろうとして、声が聞こえた、エフロラと取り巻き3人が話をしている、女性の会話をこそっと聞いていいのだろうか、犯罪の臭いがプンプンする、しかし、聞きたい、聞きたいぞ。
結局、「 隠密 」気配を消す魔法を発動、ドアに耳を張り付けて盗聴。
「 旦那様はどうして、お手をつけてくださらないのかしら 」
「 胸が小さいから 」
「 胸ではないと思います、私は大きいほうですが、お手を付けてもらっていません 」ステイシー(弓使い)さんかぁ 確かに素晴らしい大きさです。
「 好みがわかりません 」ケイト(侍女)
「 30代はわたくし、20代後半はステイシー、前半はケイト、10代はエフロラ姫 」シャロン(騎士隊長)
「 幼女がお好み? もしくは、年増? がお好みなのかしら 」シャロンさん、俺は正常です、同年代が好きですよ・・・あれ、10代なのだろうか、それとも精神年齢と同じ50代?
そんなこともある、俺は女性なら、何でもよい気がする。
「 このままだと、わたくしたちは、笑い者、ベクラダから追放されてしまいます 」
「 わたくしをお嫌いなのでしょうか 」
「 孤児院やスラム街の改善なんて、口だけで、何もできていなかったから 」
「 エフロラ姫 」
「 世間知らずの、お飾りだから・・・ 」
「 姫様、泣かないでください 」
この世界では、手を出さないほうが、相手の女性に対して失礼極まり事みたいだ、追放ってわけがわからん。
俺は、ヘタレなだけです。
ゲームなら18歳禁もやり込んでいる、知識なら十分ありますよ、実践経験はありませんが、この世界に転生させてもらって、俺だけがグリモワールというゲーム得点を与えられている、覚悟を決めろ、18歳禁ゲームだと思えば、プロを自称できるほどやり込んでいるのだ。
「 すーはー・ すーはぁー・すーはぁー 」「 よし! 」
ベランダのドア、開けられなかった。
もう一度、「 すーはー・ すーはぁー・すーはぁー 」
「 隠密解除 」
ドアをノック、やっちまった。
「 旦那様ぁ 」エフロラが小走りで、ドアに近づき開けてくれた。
俺を見上げた可愛い顔、眼に涙がたまっていた。
ぶちぃーーん 何かが切れた。
51年間、童貞を貫き通してきた思いが弾けた、理性をなくしてしまった、人間レベルならおそらく最強になった肉体。
正気にもどったら、4人の女性が、白目むいて、鼻水と涎と、おしっこをもらして、意識がなかった。
ぶっちん状態だったので、記憶があいまい、俺の初めてがぁーーーっ!
「 ど、ど、どうしよう 」
「 あわあわあわあわ 」パニック
ドアを開けて、「 女王様をよんできてくれぇーーーっ! 」叫ぶ。
お漏らしさせた、綺麗にしてあげなきゃ。
股を広げふきふきしていると、女王様が走り込んできたぁ
「 あっ 」石化したわ。 混乱して女王様を呼びつけてしまったぁ
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