第27話 ログアウト
「すみません、盛り上がってる所なんですが」
「どうしたの?」
「もうすぐログアウトの時間です」
「あ、もうゲーム内で6ヶ月間か」
「じゃあ、またね〜」
「おうまた1週間後な」
すると一斉にログアウトが始まる。
「ふぅ…」
俺はヘッドギアを外し、窓の外の
俺、九十九翔太、改めて囚人番号04021は何をしようか悩む
まぁまずは俺の身の上の話をしよう。
俺はいつもどうりの生活をしていたがちょうど3ヶ月前
俺は警察の御用となった。
罪状は思想犯罪、危険な思想を持つものを取り締まるものだ。
もちろん俺はそのような思想は持っていない。
まぁ冤罪ってやつだ。
ちなみに今は木星と土星の間で周回しながら15年間を過ごさなきゃ行けない
正直いって最高である
15年もニート生活をおくれるとは
小さい宇宙船に取り付けれたものは
ベット 配給器 シャワー トイレ それとタブレット
さっきまでベットで転がっていた俺はシャワーで身体を清潔にする
「ふぅ、さっぱりした」
配給器から出てくるのはジェル状の完全栄養食
正直いって食い足りない
タブレットには音楽や漫画、ゲームなどが詰まってる
なぜこんな監獄とも言える場所にこんなのがあるのか
それは昔と言っても20年前だが、
まぁ囚人にも娯楽が必要だとか何だとかで配布されているらしい
このヘッドギアもその一環である
まぁそんなことで刑務作業もなんにもないので軽く運動してからまた潜りますか
…本当にこの時間暇だな
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第27話 ログアウト
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