第2話

 恐怖で、震えが止まりません。


 あのあと、みんなはボロボロになりながら席に座った。


 ちなみにそのあと教室に入ってきた人間は既に震えており、春さんの人睨みだけですんだ。


 春「・・・どうかたしの?」


優「い、い、えなんでもな、いす」


怖すぎる。余りにも怖すぎる。


 よく見たら、夏さんがこっちを見ている。


 だが、春さんが指を立てた!!


 すると、ひぃって、可愛い声が聞こえて、前を見た。


 な、な、なにこれ・・・


 「・・・あ、あ、ああ、あ、あああの春さんなんか席近くですか?」


いつも奇跡的に横になる春さんの席が今日はより近い・・・


 と言うかそうだよ!!先生!!先生は



 その先生もめっちゃ震えて入って来た。


 やばい、このクラス俺以外調教済みじゃない?


 いや、つかすでに俺もか

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