俺だけ虐めなかったあの子が復讐を始めた。
少し復活したエアコン
第1話
「・・・」
今日も死ねブスって落書きが机にされている。
「・・・はぁー」
俺はそのラクガキをみんなに見つからないように消されるだけ消す。
「・・・それにしても、毎回消すの疲れるな」
そうだ、いっそのこと
__________
そして、教師にやってくる。
また、春さんは教室に虐められて入って来た。ようだ。
捕まられて苦しそう・・・助けてあげたいが、これを助けようとしたら悪化する可能性がある。
「・・・っ!!」
お、ビビってるな
効いた効いた。
いっそのこと、ブスの上に氷結の女神のようだと書いてみた。
いやぁー煽ってるのか馬鹿にしてるのか、笑わせに来てるのかよくわからない。俺らしい微妙な煽りだろう。
彼女もクラスメイトもなんだこれっと思っているようだ。
「・・・ちょっと、優!!これなに?」
春を虐める主犯の夏が俺に向かってくる。
「え、お、俺じゃないよ??」
惚ける。
「いや、アンタしか・・・いや何でもない」
良かったバレて無かったようだ。
ちなみに春さんを見ると、今一瞬だけ笑った気がするそして、直ぐに辛そうな顔をする。
どうやら、成功したみたいだ。
_________
その日、帰り
ヒロ「お前、春のことが好きなら付き合っちゃえよ」
コイツ、春さんも居るし聞こえるいちで
優「別にそう思ったことないよ、まず話したことないし、あと流石によくないよ。そういうの・・・俺も迷惑だしさ」
ヒロ「はぁー、これだ。はいはいごめんなさい」
うぜぇー、
だが、表向きは仲良くしないといけない
______
次の日
俺は教室に入った。
「・・・部屋間違えたかな」
なんと、不良漫画のようなクラスメイトがボコボコにされて倒れている。
「あ、優くん!!おはよう!!」
「・・・!!!!!」
めっちゃ、めっちゃ、ビックた。
なぜなら、一度も話したことはなく、現在このクラスでみんなからいじめられて本来倒れている側の彼女が唯一立って笑顔で俺に話しかけて来たからだ。
「おはよう。春さん」
「うん!!」
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