第60話 漫才したらダメだったんじゃないですか?
まさかの父親不在パターン。しかもクズなことしてるし。
「これはお嬢ちゃん、いやあやねちゃんのためにもらぶらぶのちゅっちゅっするしかないんじゃない?諦めろ!諦めろ!諦めろ!諦めろ!諦めろ!諦めろ!諦めろ!諦めろ!諦めろ!諦めろ!諦めろ!諦めろ!諦めろ!諦めろ!諦めろ!諦めろ!諦めろ!諦めろ!諦めろ!諦めろ!諦めろ!諦めろ!諦めろ!諦めろ!諦めろ!諦めろ!」
「うるせぇ!黙れ!アラサー!あやねちゃんさ?らぶらぶのちゅっちゅっはね?彼氏彼女がするんだよ?僕らはね彼氏彼氏じゃ……」
「めちゃくちゃ彼氏彼女だよ!いや、通り越して夫妻って感じかな?」
「余計なこと云わないで貰えますか?」
「りゅうたんこそ。嘘はいけないよ?」
「嘘はついてないよね?無理矢理彼氏になってんだから。」
「無理矢理でも彼氏は彼氏、夫は夫だよ?」
「理論が無茶苦茶なんですよ?」
「無茶苦茶でも彼氏は彼氏だから?安心して?」
「安心できませんから。ずっと不安定なんですよ。」
「なら私が支えるよ!」
「アンタがいるから不安定なんだよ!」
「何を!」
「間違いじゃねーだろ!」
「てなさっきアラサーっていったな!このハタチが!」
「間違いないじゃないですか!アラサーじゃん!てかハタチは悪口にも何にもならないですよ?」
ぽかーんとオレらの喧嘩?を見ていた彼女は
「あははあははあははあははあははあははあははあははあははあははあははあははあははあははあははあははあははあははあははあははあははあははあははあははあははあははあははあははあははあははあははあははあはは!おもしろーい!らぶらぶだし!おわらいもじょうずだ!」
「いや、ただの言い合い………」
「そう!私たちは息ピッタリなんだよ?ね?ダーリン?」
「ダーリンじゃないから!」
「あはは!おもしろーい!」
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