第30話 胸のサイズ覚えてたらダメだったんですか?

「ね、りゅうたん。クイズしよ?」


「は?」


「私の年齢は?」


「27」


「りゅうたんは?」


「20」


「りゅうたんの身長は?」


「178かな?」


「へ~。高いね!私は156だよ!」


「ふ~ん。」


「りゅうたんの好きな食べ物は?」


「寿司」


「寿司?握ろうか?」


「握れるのか?」


「握れるよ!27を舐めないで?」


「世の中の27が全員寿司握れるみたいな言い方してるやん。」


「あ~じゃあ質問!」


「聞いてない。」


「私の胸のサイズは?」


「Hだろ?うん?何?何?何?何その顔?」


「やっぱりおっぱい星人じゃん?しっかり覚えてるじゃん?」


「覚えないとアンタまたうるさいと思って……」


「私はそんな質問しません。」


「ぐっ。」


この女………


「やっぱりおっぱい好きなんだね?だよね?だよね?健全な男子だもんね?はい。どうぞ。揉む?」


「揉まない」


「挟む?」


「挟まない」


「吸う?」


「吸わない、てか全部しないから!」


「なんで?目の前におっぱいがあるんだよ?使わないと!」


「使わない。使ったらお前のペースにまた流される。」


「あ、使わないってことは使いはしたいってことだね?やっぱりおっぱい星人じゃん?」


「日本語ってムズいな。ホントに。」


伝わらないな~。マジで。


「仕方ない。キミの理性が邪魔をするんでしょ?」


「理性じゃなくて常識として………」


「じゃあ理性を壊そう!はい!むぎゅー!」


「ちょ、ま、」


顔を胸を押し付けてくる。柔らかいけど息が……


「待て!待て!待て!」


「あ。」


「あ。」


待て!と触った手には柔らかい感触。

それは彼女の大きい大きい胸だった。

離せ。離せ。マジで離せ。オレ!と思いつつも離せない。こんなデカイ胸初めてだ。揉みたい。揉みたい。揉みたい。揉みたい。もっと揉みたい。もっと色んなことしたい。あ、そうか。ブレーキとればいいんだ。あ、そうか。うんブレーキを………



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