嘘と優しさ

@_3irzn

第1話

明日提出の課題おわんないよー!

そんなことを言いながら真っ白のパソコンを見つめる。

ゴールデンウィークをダラダラ過ごしていたことを激しく後悔する。

「あっ!」

思い出したように誰かにDMを送る。

「なおきくーん!」

「優しい優しい君にお願いがあるんだけど」

すぐに既読がつく。

「なに?どーせ課題でしょ?」

「だいせいかーい!!」

さすがは幼馴染。なんでもお見通しだ。

「ガリガリくんね」

「ありがとうございます!!」

早速合流しコンビニに向かう。約束のガリガリ君を二本買い私の部屋へ向かう。早くやらなければいけないのにやる気になれない。こうしてしかなおきといられないから。

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