第20話 「アングリースグワッド」と私😃
「映画・アングリースグワッド」
2日連続で2回観た。
何回も同じ映画をみたのは堺雅人主演の「鍵泥棒のメソッド」以来かもしれない。あの映画は映画館で3回観た。
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映画を見てしばらくして、自分のトラウマを思い起こした。まだ消化しきってなかった。しなくていい。モヤモヤを小説に体現していく。
実は、自分には、トラウマ、闇とも言える時期がある。かつて20年弱、勤めた会社を病気退職している。もちろん病気は自分に起因してるが、その時、俺を精神的に追い詰めたキーマンが複数いた。今思っても、これだけ重なれば退職になるだろな。
具体的にあげて、同列に並びたくないので、もちろん書かない。そして、それは、オレの主観である。
そんな時期を、経ていることを考えるなら、すでに「人生大逆転」といって良い。今、生活には困っていない。
しかし何故か不思議。その会社に今も日々関わっている。今は、いい関係性しかない善意の人々達と関わっている。
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映画のはなしに戻るのだ。
映画・アングリースグワッドぜひ見て下さい。
サラリーマンならわかるわかる、じゃないのかな。色々と感情移入しやすかった。絶対悪を懲らしめる作品は
一般的に感情移入しやすい。そして俺は、詐欺師ものがコメディタッチで、何か昔から好きなんですね。
道尾秀介さんの「カラスの親指」や
洋画の「オーシャンズ」シリーズ大好きだ。
税務署や警察署と癒着した起業家(小澤征悦)を相手に、税務署職員(内野聖陽)が詐欺師集団(岡田将生ら)とタッグを組んで、復讐する。具体的には、脱税したお金を取り戻す。そんなストーリーです。
小澤征悦の悪モンぶりが刺さる刺さる。冒頭のセリフ
「庶民が平穏に暮らすコツを知っているか?…それは、怒りという感情を持たないことだ」
…主人公は、頭からワインを浴びせられ、笑って顔を上げろと言われる。
あ〜、これ飼い慣らされた日本人にホントに痛い言葉だわ。このシーンは象徴的な屈辱的シーンだった。
しかもその起業家は、主人公の同期の親友を自殺に追い込んでいることが後ほどわかるのである。
怒りに火が付いて、タガが外れる公務員。詐欺師の誘いに乗っかっていく。
「詐欺はするが、モラルを持って詐欺をする」と主人公。
詐欺という犯罪に加担する、妻と娘のいるサラリーマンの顛末は如何に?
ヒヤヒヤする、真面目な公務員と詐欺師集団の奇妙な団結が、コメディタッチで描かれる。
最後まで、目が離せない展開だ。非常にスリリングだ。ハラハラ、ドキドキ、ヒヤヒヤ。面白い。
面白い映画って俳優がいい。
内野聖陽さんはホントにいつも別人になりきるなと感心しきり。川栄李奈さんは昔からハマり役をもらうし、演技が上手い。印象的なのは、この二人だろうか。
この映画は、いいです。
因みに、今映画でもやってる小説、「六人の嘘つきな大学生」を昨日、6時間位で読みましたけど、めっちゃ面白いミステリーでした。
続けざまに、良いストーリーに出会えた!キラキラキラーン。幸せ✨️
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