虐めに耐える少年いつか報われる時が来るのか
少し復活したエアコン
第1話
お父さんが亡くなった。
それから、お母さんは狂ったようにおかしくなった。
俺に物を投げるようになり、洗濯や料理もしてくれなくなった。
「ゆうのお父さんって自殺したんだって」
「嫌だ!臭い」「お母さんが関わるなって言ってたよ」
仲の良かった友達も、あんまり話していないクラスメイトもみんな俺を悪口を言うようになっていた。
「・・・」
辛いし、逃げたい。けど逃げる所なんてないし、お腹も空いた。
ご飯は給食以外何も食べれない
「・・・ぐー」
お腹の音がなる。
クラスメイトは笑う。
________
給食の時間になった。
「あー!!ごめん!!」
わざとカレーライスを服の上にこぼした。
「何してる!!」
「いや、あの先生、こいつが直ぐに皿を出さないから」
「いやぁのそのぉ、」
「あーもう、とりあえず2人ともカレーライスの量を減らすように」
そんな!!それじゃ、お腹が持たない。
優は必死にお腹を空かせて、必死に耐える。
「優だから!!これは学校の水だ!!学校の水を勝手に飲むな」
「すいません」
どうしても、飲みたかった。家だと飲ませてくれないから
優の地獄はつづく。
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