廃村から始まるコロニー運営 

珠坂千冬

1話 出会い

『ドン!』


???「うーん」


空から降ってきた物体から人が出てくる。


???「ここはどこだ?」

???「お~い、カイ~」

カイ「お~ルイ」

ルイ「いや~やばかったな」

カイ「ああ、死ぬかと思った」


カイとルイ

彼らは乗っていた宇宙船が墜落したため脱出してきた


ルイ「ところで、、、」


ルイは周りを見渡す


ルイ「ここはどうやら廃村のようだ建物も修理したらつかせそうだし、しばらくはここで過ごすのがよさそうかな」

カイ「そうだな。 そのためにも少し見て回るか」

ルイ「おう! まずはあっちだな!」


ルイが駆け出す


カイ「まて! 何があるかわかんないんだから慎重に行け!」

ルイ「大丈夫だって」

カイ「はぁ」

ルイ「おっ、これは麦じゃないか?」


ルイが指をさす


カイ「おお、これがあるのはだいぶ助かる」

ルイ「持ってきた食糧にも限りがあるしな」

カイ「ああ、少し不安だったがこれでパンとか作れれば何とかなるかもな」

ルイ「おまえ、麦からパンなんてつくれるのか?」

カイ「何度か経験はある」

ルイ「そ、そうなのか、、、すごいな」

カイ「ああ、そうだろ? まぁ、だいぶ前の話だが、、、何とかなるだろ」

ルイ「ほんとか?」

カイ「ないよりまし程度の知識だな」

ルイ「そうか、、、」

???「ねぇ、あなたたちは誰?」


二人が振り向くと二人の女の人がこっちを見ていた


ルイ「俺はルイ。あんた、この村の住人か?」

???「ちがうよ。私はメルト。 住んでた町が襲撃されて逃げてきたんだ。その途中でこの村が見えてたから来たんだ」

???「私はショウ。 メルトの幼馴染で、一緒に逃げてたんだ」

カイ「俺はカイ。 俺らかくかくしかじかで、、、」


カイが状況を説明する。


ショウ「そんなことが、、、」

メルト「宇宙から来た人なんて初めて見た!」


ルイがカイにささやく

ルイ「おい、初対面のやつにそんな話していいのか?」

カイ「ああ。こいつは信用できる。」

ルイ「それならいいが、、」


ショウ「どうやら私たちは似たような状況でここに集まったっぽいね」

メルト「なんか運命感じるし、せっかくだしだからしばらく一緒に暮らさない?」

メルト以外「え⁉」


メルトの提案に皆が驚く。


ルイ「まぁ、おれはいいが、、、カイは?」

カイ「俺も大丈夫だ。人手は多いほうがいいしな」

メルト「じゃあ決まりだね! これからよろしく!」

ルイ「こちらこそ!」

ショウ「私も、よろしくお願いします」

カイ「うん、よろしく」

こうして四人の共同生活が始まった。




あとがき


どうも初めまして

珠坂たまさか 千春ちはるです

これが処女作となるのでまだまだ至らない点などあると思いますが、ぜひ見ていただけると嬉しいです。

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