第6話

 そして、春と夏は上の教室に、


 秋と冬は転校の手続きで職員室に向かった。


 雪「ちょっと、優・・・なんなの?」


最悪だ・・・というか、いつも通り。


 4人が居てくれたから浮かれていたけど


 優「なにもないよ」


雪「今日、イケメンの転校生に囲まれてるところを見たって人が沢山いるんだけど」


クラスメイトの女の子が私を見てくる。


 明らかな嫉妬と敵意


 優「・・・」


雪「まさか、1人になりたくないからもう口説いたの?体でも使った?最低ね」


優「そんなことしてない」


 雪「犯人はみんなそう言うのよ!!ねぇ、みんな優は体を使って堕としたんだって」


「最低じゃん」「ビッチ!」「クラスで黙ってたけどやっぱり裏でそういうことしてたんだ」


みんな、平気でひどいことを言ってくる。


 男子達も明らかに私に視線が向いてる。


 やめて。辞めてよ。

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